抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】内側壁骨折を伴う大腿骨転子間骨折の治療における動力学的股関節スクリューの併用療法の臨床的有効性を分析する。方法:2012年6月から2016年6月にかけて、当院で治療を受けた大腿骨転子間骨折合併内側壁骨折患者50例を研究対象とし、乱数表法により対照群と実験群各25例に分けた。対照群は単純な動力股関節スクリューによる治療を行い、実験群は動力股関節スクリューを用いて治療を行い、両群患者の臨床治療効果、Harrisスコア、骨折癒合時間及び合併症の状況に対して比較を行った。結果:対照群(72.0%)の優良率は,実験群(96.0%)より有意に低かった(P<0.05)。対照群におけるHarrisスコアは,実験群におけるそれらより有意に低かった(P<0.05)。対照群における骨折治癒時間(7.3±1.2)は,実験群(4.1±0.9)月より有意に高かった(P<0.05)。対照群における合併症の発生率(24.0%)は,試験群(16.0%)より有意に高かった(P<0.05)。結論:動力学的股関節スクリューによる大腿骨転子間骨折合併内側壁骨折の治療は、操作が簡単で、固定がしっかりし、治療効果が確実で、合併症が少ないなどの利点があり、片側肢体多骨折の治療において良い方法の一つであり、臨床での更なる普及と使用価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】