広い温度変化条件下での土壌有機炭素の無機化とQ_10値に及ぼす骨材の大きさとグルコース添加の影響【Powered by NICT】

Yang Chao; Liu Nan; Zhang Yingjun

文献

J-GLOBAL ID：201702217343395622 整理番号：17A1062111

広い温度変化条件下での土壌有機炭素の無機化とQ_10値に及ぼす骨材の大きさとグルコース添加の影響【Powered by NICT】

Effects of aggregates size and glucose addition on soil organic carbon mineralization and Q₁₀ values under wide temperature change conditions

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資料名：
巻： 80 ページ： 77-84 発行年： 2017年
JST資料番号： W3292A ISSN： 1164-5563 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

土壌有機炭素の無機化(SOC_min)は,陸上生態系における土壌炭素(C)循環に重要な役割を果たしている。SOC_minに対する土壌凝集体(Sa)の寄与とSOC_min(Q_10)の温度感受性に及ぼすグルコース添加の影響は明らかではない。土壌温度を変化させ,グルコースを添加することによりSaのSOC_minを調べるために設定されている実験室培養実験。未撹乱土壌試料(CK)は,乾燥篩分け法を用いた四団粒サイズ画分(<0.25,0.25 1,1 2と直径2 4mm)に分離した。は1 2mm凝集体におけるSOC_minした凝集体の他のサイズに比べて高いことを示した。0.25 1mm凝集体のQ_10値は10 30°Cの範囲で他のサイズクラス(P<0.05)より有意に高かった。30 50°Cの範囲では,1 2mm凝集体のQ_10値は他のサイズクラス(P<0.05)より有意に高かった。土壌中のグルコースの添加はSOC_minに及ぼす高温の拘束効果を壊すことができた。しかし,グルコース添加は有意に10 30°Cの範囲(P<0.05)におけるQ_10値を減少させた。1 2mm凝集体はCO_2生産における温度変化に対する正のフィードバックを生成できたが,この凝集体は低凝集体比(5.76%)のために,主にCO_2発生源ではなかった。培養条件における<1mm団粒は土壌中のそれらの高い骨材比(80.35%)のために,主にCO_2放出源であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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土壌化学 , 土壌生物

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