文献

J-GLOBAL ID：201702217358381725   整理番号：17A1511087

Polintons,virophagesとトランスポビロン:ウイルス,トランスポゾン及び免疫を関連させるもつれたWeb【Powered by NICT】

Polintons, virophages and transpovirons: a tangled web linking viruses, transposons and immunity

著者 (2件)： Koonin Eugene V (National Center for Biotechnology Information, National Library of Medicine, National Institutes of Health, Bethesda, MD 20894, USA) ,  Krupovic Mart (Unite Biologie Moleculaire du Gene chez les Extremophiles, Department of Microbiology, Institut Pasteur, Paris, France)
資料名： Current Opinion in Virology  (Current Opinion in Virology)
巻： 25  ページ： 7-15  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3142A  ISSN： 1879-6257  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Virophages家族Mimiviridaeの巨大ウイルスに対するそれらの複製に依存するサテライトDNAウイルスである。進化的関係はvirophagesとPolintons間に存在し,多様な真核生物のゲノムに普及する大きな自己合成化トランスポゾン。Polintonsの大部分は主要な及び副次的な正二十面体ウイルスカプシド蛋白質のホモログをコードし,それはビリオンを形成すると予測された。さらに,メタゲノム解析は真正Polintonsとvirophages)により遠位に関連していることをPolintonのようなウイルス(PLV)の膨張ファミリーの発見につながった。巨大ウイルス寄生虫の他のグループはトランスポビロン呼ばれる小型線形二本鎖DNA要素を含んでいる。最近の詳細な比較ゲノム解析はPLVの起源とPolintonsからトランスポビロンの証拠が得られた。巨大ウイルスと原生生物の両方のゲノムにvirophageゲノムの統合を実証した。さらに,原生生物宿主,巨大ウイルスと関連するvirophageから成ることを実験感染系において,virophageが宿主ゲノムに統合され,重感染巨大ウイルスによるその発現の活性化後,適応免疫の剤として機能した。はこの機構の間の強い類似性と原核生物の適応免疫のCRISPR-Casシステムである。まとめると,これらの知見はPolintons,PLV,virophagesとトランスポビロンは細胞抗ウイルス防御と宿主-ウイルス共進化に寄与する可動遺伝要素を統合する動的ネットワークを形成することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *Web【情報システム】 ,  類似性 ,  ゲノム ,  ビリオン ,  原核生物 ,  *ウイルス ,  *トランスポゾン ,  寄生虫 ,  真核生物
準シソーラス用語： 共進化 ,  CRISPR-Casシステム ,  適応免疫 ,  原生生物 ,  比較ゲノミクス ,  二本鎖DNA , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 進化論一般  (EC03010Q) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： ウイルス ,  トランスポゾン ,  免疫 ,  Web