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J-GLOBAL ID：201702217439733852   整理番号：17A0482252

実験林分における草本層組成と豊富さと生産性に及ぼす制限された樹木の豊富さ効果

Limited tree richness effects on herb layer composition, richness and productivity in experimental forest stands

著者 (7件)： GERMANY Markus S. (Kiel Univ., Kiel, DEU) ,  GERMANY Markus S. (Martin Luther Univ. Halle-Wittenberg, Halle, DEU) ,  GERMANY Markus S. (German Centre for Integrative Biodiversity Res. (iDiv) Halle-Jena-Leipzig, Leipzig, DEU) ,  BRUELHEIDE Helge (Martin Luther Univ. Halle-Wittenberg, Halle, DEU) ,  BRUELHEIDE Helge (German Centre for Integrative Biodiversity Res. (iDiv) Halle-Jena-Leipzig, Leipzig, DEU) ,  ERFMEIER Alexandra (Kiel Univ., Kiel, DEU) ,  ERFMEIER Alexandra (German Centre for Integrative Biodiversity Res. (iDiv) Halle-Jena-Leipzig, Leipzig, DEU)
資料名： Journal of Plant Ecology  (Journal of Plant Ecology)
巻： 10  号： 1  ページ： 190-200  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W2355A  ISSN： 1752-9921  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国江西省の亜熱帯樹木種による生物多様性-生態系機能(BEF-中国)実験で,樹木種の豊富さと樹木種同一性の操作がどの様に草本層に影響を与え,どの程度樹木層-草本層の関連性を変化させるのか,リン酸供給,草本層除草と非除草処理のような非生物的環境条件および競合強度/資源供給をサブプロットで操作(BEFmod実験)することで調査した。樹木層の豊富さは草本層種組成に対して僅かな影響しか与えず,草本層の豊富さや生産性に対して有意な効果は見られなかった。しかし,全反応変数に対して強い樹木層同一性効果が存在しており,それは葉面積指数の差異や全草本層種の豊かさおよびバイオマスにおける木質種の高い占有率から部分的に説明されることを示した。最も強大な処理効果は非除草処理であったが,草本層バイオマスは樹木の豊富さとサブプロットでの処理との相互作用により影響されなかった。本実験はプロジェクトの初期段階に行われたが,樹木種同一性,樹木の豊富さと草本層の相互作用がすでに見られ,時間の経過に伴いその関係性が強く明白になることを期待する。

シソーラス用語： *林分 ,  *植物群落 ,  *生物多様性 ,  *樹木 ,  生態系 ,  生息環境 ,  バイオマス ,  葉面積指数 ,  生物相互作用 ,  中国中部 ,  コナラ属 ,  ツバキ科 ,  シイノキ属 ,  アオイ目 ,  クスノキ科 ,  生物生産 ,  *草本
準シソーラス用語： Castanopsis eyrei ,  Elaeocarpus japonicus ,  Phoebe bournei ,  Quercus fabri ,  Schima superba ,  ホルトノキ科 ,  江西省 ,  実験林 ,  *種の豊かさ ,  種組成 ,  植物バイオマス ,  *生態系機能 ,  *草本層 ,  非生物的要因

分類 (2件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 実験林 ,  草本層 ,  組成 ,  制限 ,  樹木