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J-GLOBAL ID:201702217470111045   整理番号:17A1406826

相転移温度を調節して多結晶SnSeのp型熱電性能を強化する

Enhancing p-Type Thermoelectric Performances of Polycrystalline SnSe via Tuning Phase Transition Temperature
著者 (21件):
資料名:
巻: 139  号: 31  ページ: 10887-10896  発行年: 2017年08月09日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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単結晶状態のSnSeは極めて高い熱電性能指数を持つ。多結晶状態のSnSeで高い熱電性能を達成するためには構造化学的知見に加えて電気伝導や熱伝導特性への深い理解が必要である。本報はバルク状態多結晶SnSeの熱電子性質の転換効率を改善する新戦略を記している。PbSeとの合金化は転移温度を低下させるので転移温度を制御する手段となる。1%のNaドーピングによる合金組成の微妙な制御は,早期のバイボーラー伝導により電気伝導が増加するが,同時に,合金化および点欠陥散乱による格子熱伝導の低下も起こる。Na<sub>0.01</sub>(Sn<sub>1-x</sub>-Pb<sub>x</sub>)<sub>0.99</sub>Seでは,773Kで~1.2という非常に高いZTピーク,および室温から773KまでのZTの平均値として約0.5が得られた。Na<sub>y</sub>Sn<sub>1-x</sub>-Pb<sub>x</sub>Se(0<x≦0.2;y=0,0.01)は自発ナノ粒子形成を生じた。
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分類 (4件):
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固相転移  ,  半導体結晶の電気伝導  ,  物理化学一般その他  ,  固体デバイス材料 
タイトルに関連する用語 (4件):
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