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J-GLOBAL ID：201702217488771022   整理番号：17A1087031

コーンスターチの変性におけるHCl/アルコール処理の影響

Impact of treatment with HCL/alcoholic in the modification of corn starch

著者 (7件)： DE SIQUEIRA Geisa Liandra de Andrade (Universidade Estadual de Ponta Grossa, PR, BRA) ,  HORNUNG Polyanna Silveira (Universidade Federal do Parana, PR, BRA) ,  DA SILVEIRA Ana Claudia (Universidade Federal do Parana, PR, BRA) ,  DA SILVEIRA LAZZAROTTO Simone Rosa (Universidade Estadual de Ponta Grossa, PR, BRA) ,  DO PRADO CORDOBA Layse (Universidade Federal do Parana, PR, BRA) ,  SCHNITZLER Egon (Universidade Estadual de Ponta Grossa, PR, BRA) ,  LAZZAROTTO Marcelo (EMBRAPA Florestas - Estrada da Ribeira, PR, BRA)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 129  号： 3  ページ： 1705-1713  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 製紙工業における利用を目的として水,メタノール及びエタノール溶液中のコーンスターチ顆粒に対する穏やかな酸変性の効果について調べた。HCl濃度が0.1及び0.5mol l^-1の水,メタノール及びエタノール溶液中でコーンスターチを60min処理して変性し,変性澱粉を濾過,洗浄,乾燥して分析試料とした。未変性試料と6種類の変性澱粉試料の熱特性,レオロジー特性,形態及び結晶度を熱重量分析/示差熱重量分析,示差走査熱量測定,ラピッドビスコアナライザ(RVA),走査電子顕微鏡法,X線回折分析,分散分析,Tukey検定を用いて比較,評価した。HCl濃度が0.5mol l^-1のメタノール及びエタノール溶液による酸処理で変性澱粉の熱安定性は未処理試料と比べて増大し,最終粘度は大幅に低下した。酸処理によるコーンスターチ顆粒の糊化挙動,平均粒径及び結晶度の変化はわずかであった。HCl/アルコール処理で変性したコーンスターチは製紙工業における利用に適すると考えられる。

シソーラス用語： *コーンスターチ ,  *澱粉変性 ,  糊化 ,  粘度 ,  粒径 ,  結晶度 ,  塩酸 ,  酸処理 ,  加水分解 ,  脂肪族アルコール ,  示差熱重量分析 ,  示差走査熱量測定 ,  電子顕微鏡観察 ,  X線回折分析 ,  分散分析 ,  熱分解 ,  熱安定性 ,  転移温度
準シソーラス用語： 走査電子顕微鏡法

分類 (1件)： 澱粉  (FJ05030W)

物質索引 (2件)： メタノール ,  エタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： コーンスターチ ,  変性 ,  HCl ,  アルコール