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J-GLOBAL ID:201702217519062283   整理番号:17A0319597

熱エネルギー貯蔵のための新規形状安定相変化材料としてのポリエチレングリコールベースの半相互貫入高分子網目の合成と性質【Powered by NICT】

Preparation and properties of polyethylene glycol based semi-interpenetrating polymer network as novel form-stable phase change materials for thermal energy storage
著者 (7件):
資料名:
巻: 127  ページ: 327-336  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0199A  ISSN: 0378-7788  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新規形状安定PCMとしてのポリエチレングリコール(PEG)/ポリ(ポリエチレングリコールジアクリレート)(PPGD)複合材料の半相互貫入ポリマーネットワーク(半IPN)をその場重合により成功裏に調製した。PEGの質量百分率はPEGの融点を超えて,漏れのない70wt%に達した。調製した形状安定PCMは,走査電子顕微鏡(SEM),Fourier変換赤外分光法(FTIR),X線回折(XRD),偏光光学顕微鏡(POM),示差走査熱量測定(DSC)および熱重量分析(TG)によりそれぞれ調べた。SEMとFTIRの結果は,PEGがPPGDネットワーク中に均一に分散し,PEGとPPGD間の物理的相互作用のみであることを示した。POM画像とXRDパターンは,PEGの結晶構造はPPGDネットワークに影響されず,形状安定PCMs中のPEGの結晶サイズはPPGDネットワークの制限に起因して減少することを明らかにした。DSC分析結果は,融点と凝固点と形状安定PCMの潜熱は,58.62と37.45°C及び117.41と115.17でそれぞれ測定したことを示した。熱サイクル試験とTG分析によって,調製した形状安定PCMsは良好な熱的信頼性と安定性を示すことを確認した。調製した形状安定PCMは,太陽エネルギー貯蔵の分野で大きな応用可能性を持つ。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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建築物の断熱  ,  用途・機能・工法面から見た建設材料 

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