抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】直腸癌患者の手術における左結腸動脈(上行枝)を保存する腹腔鏡直腸癌の全切除術の効果を調査することを目的としていて,直腸癌患者における直腸癌の全切除術の有効性を調査する。方法:2011年1月から2015年6月までの間に治療した腹腔鏡下直腸癌全切除術を受けた患者84例を対象とし,左結腸動脈上行枝を保留するかどうかにより,LCA群と非温存群に分け,各42例;両グループの患者はすべて腹腔鏡の直腸癌の全切除術を行い、LCAグループの術中に左結腸動脈の上行枝を保留し、保留グループは腸間膜下動脈の根部の結紮を行わなかった;両群患者の手術中に予防性回腸造口状況、遊離結腸脾曲状況、根リンパ節郭清の所要時間、メサンギウム根部リンパ節郭清の個数、術中出血量、術後の排気時間、吻合口瘻の発生状況を記録し、同時にフォローアップ結果を比較した。結果:本研究のすべての患者は順調に手術を完成し、開腹手術を行わなかった者はいなかった。両群の術中出血量と術後の排気時間には有意差がなかった(P>0.05)。非温存群の患者の予防性回腸口、遊離脾曲及び吻合口瘻の発生率は、LCA群より高かったが、統計学的有意差は認められなかった(P>0.05)。腸間膜リンパ節郭清の数は,保存群より高くなかったが,群間で有意差は認められなかった(P>0.05)が,群間で有意差は認められなかった(P>0.05)。リンパ節郭清の所要時間は,保存群のそれより有意に低かった(P<0.05)。下腸間膜動脈の保持は,保存群のそれより有意に良かった(P<0.05)。2つの群の間には,有意差がなかった(P>0.05)。フォローアップ中の再発率の保留群は非温存群より高かったが、群間には有意差がなかった(P>0.05)。結論:左結腸動脈上行枝を温存する腹腔鏡直腸癌の全切除術は患者の予防性回腸造口、遊離脾曲、吻合口瘻、術後の排気時間(腸機能回復)及び再発率を相対的に低下させ、近位腸管の血流を有効に保障し、臨床の参考に値する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】