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J-GLOBAL ID：201702217561226400   整理番号：17A1131761

硝酸は,キサンチンオキシドレダクターゼ仲介亜硝酸還元酵素活性を低下させ,亜硝酸塩への血管および血圧反応を減弱する【Powered by NICT】

Nitrate decreases xanthine oxidoreductase-mediated nitrite reductase activity and attenuates vascular and blood pressure responses to nitrite

著者 (7件)： Damacena-Angelis Celio (Department of Pharmacology, Faculty of Medical Sciences, State University of Campinas, Campinas, Sao Paulo, Brazil) ,  Oliveira-Paula Gustavo H. (Department of Pharmacology, Ribeirao Preto Medical School, University of Sao Paulo, Ribeirao Preto, SP, Brazil) ,  Pinheiro Lucas C. (Department of Pharmacology, Ribeirao Preto Medical School, University of Sao Paulo, Ribeirao Preto, SP, Brazil) ,  Crevelin Eduardo J. (Department of Chemistry, School of Philosophy, Sciences and Languages, University of Sao Paulo, Ribeirao Preto, SP, Brazil) ,  Portella Rafael L. (Department of Pharmacology, Ribeirao Preto Medical School, University of Sao Paulo, Ribeirao Preto, SP, Brazil) ,  Moraes Luiz Alberto B. (Department of Chemistry, School of Philosophy, Sciences and Languages, University of Sao Paulo, Ribeirao Preto, SP, Brazil) ,  Tanus-Santos Jose E. (Department of Pharmacology, Ribeirao Preto Medical School, University of Sao Paulo, Ribeirao Preto, SP, Brazil)
資料名： Redox Biology  (Redox Biology)
巻： 12  ページ： 291-299  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3135A  ISSN： 2213-2317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 亜硝酸塩と硝酸塩は,それらがNOに変換されるとして欠損内因性一酸化窒素(NO)産生を回復させ,古典的酵素的NO合成を補完した。循環硝酸塩と亜硝酸塩は,それらの効果を生産するために膜障壁を交差しなければならないと増加した硝酸塩濃度は細胞への亜硝酸塩流入を減弱する,亜硝酸塩から発生を減少しない可能性がある。さらに,キサンチンオキシドレダクターゼ(X OR)は亜硝酸塩と硝酸塩から形成を仲介しない。しかし,研究は,硝酸塩が亜硝酸塩からX OR仲介NO発生を弱めるかどうかを調べていない。硝酸塩は維管束組織に亜硝酸塩流入を阻害することにより,あるいはX ORのための亜硝酸塩と競合する,X OR仲介NO産生を阻害することにより亜硝酸塩への血管および血圧反応を減弱することを仮定した。ラット(大動脈輪標本および摘出腸間膜動脈床潅流)における二つの独立した血管機能アッセイを用いて亜硝酸ナトリウムに対する濃度依存性応答に及ぼす硝酸ナトリウムの影響を調べた。両分析は,硝酸塩が亜硝酸に対する血管反応を減弱させることを示した。逆に,NO供与体DETANONOアートへの大動脈応答は硝酸ナトリウムによる影響を受けなかった。さらにこれらの結果を確認して,硝酸塩は自由に動くラットにおける静脈内注入亜硝酸塩の用量増加の急性血圧低下作用を減弱させることを見出した。硝酸塩は亜硝酸塩と競合し,細胞への亜硝酸塩流入を減少させることができるという可能性を超高速液体クロマトグラフィータンデム質量分析(UPLC MS/MS)を用いた大動脈環による窒素 15 ラベレド ニトリット(~の15N-亜硝酸塩)の蓄積を測定することにより試験した。硝酸塩は~の15N-亜硝酸塩の大動脈蓄積に影響を及ぼさなかった。次に,硝酸塩はX OR仲介亜硝酸レダクターゼ活性を減弱するかどうかを調べるために化学ルミネセンスNO検出を使用した。硝酸塩はMichaelis Menten飽和曲線を右側に移動する,Michaelis定数の3倍増加した。まとめると,これらの結果は,硝酸塩が亜硝酸塩からX OR仲介NO産生を阻害し,この機構は,硝酸塩が亜硝酸塩への血管および血圧反応を減弱させるかを説明する可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *亜硝酸塩 ,  高血圧症 ,  一酸化窒素 ,  *硝酸 ,  化学ルミネセンス ,  大動脈 ,  降圧作用 ,  *亜硝酸 ,  *血圧 ,  タンデム質量分析 ,  亜硝酸ナトリウム ,  Michaelis定数 ,  潅流 ,  *硝酸塩 ,  濃度依存性

著者キーワード (5件)： 高血圧 ,  一酸化窒素 ,  亜硝酸塩 ,  硝酸 ,  キサンチンオキシドレダクターゼ

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  肉製品  (FJ12033F)

タイトルに関連する用語 (9件)： 硝酸 ,  キサンチンオキシドレダクターゼ ,  仲介 ,  亜硝酸還元酵素 ,  活性 ,  亜硝酸塩 ,  血管 ,  血圧 ,  減弱