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J-GLOBAL ID:201702217615802925   整理番号:17A2000815

H ofbauer細胞におけるDC-SIGN発現は子癇前症の発達中の胎児じゅう毛膜じゅう毛における免疫寛容に重要な役割を果たす可能性がある【Powered by NICT】

DC-SIGN expression in Hofbauer cells may play an important role in immune tolerance in fetal chorionic villi during the development of preeclampsia
著者 (15件):
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巻: 124  ページ: 30-37  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0140A  ISSN: 0165-0378  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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胎児-母体界面での免疫寛容は複雑な現象である。母体脱落膜マクロファージは,よく知られた免疫細胞であるが,じゅう毛膜じゅう毛内胎児由来マクロファージ(ホーフバウアー細胞)についてはほとんど知られていない。子癇前症(PE)は,産科領域における妊産婦死亡率の主要な原因であり,母体脱落膜マクロファージの先天性免疫学的役割は良く知られている。本研究では,著者らは,胎仔ラットマクロファージにおける微分表現型およびマーカー発現,樹状細胞特異的ICAM捕捉非インテグリン(DC SIGN)陽性H ofbauer細胞として知られるを評価した。正常およびPE胎盤じゅう毛膜じゅう毛間Hofbauer細胞特性を比較し,Hofbauer細胞の存在を評価するためにDC-SIGN,CD14及びCD68の連続染色を行った。さらに,これらの細胞の免疫学的機能を評価するために,著者らはCD163の細胞,免疫調節2型(M2)マクロファージのマーカーを染色した。さらに,免疫抑制サイトカインインターロイキン(IL)- 10の発現,M2マクロファージにより産生されることが知られているを調べた。DC-SIGN+/CD14~+,DC-SIGN+/CD68~+,CD163+/DC-SIGN+細胞は顕微鏡写真に基づいて定量化した。結果はCD14,CD163,DC SIGN,およびIL-10のレベルは健常者に比べてPEで有意にダウンレギュレートされたことを示した。さらに,CD163+/DC-SIGN+Hofbauer細胞は正常よりもPEで有意に少なかった。DC-SIGN Hofbauer細胞は正常よりもPEで低レベルでIL-10を産生した。胎児由来Hofbauer細胞は妊娠中の免疫寛容を維持するM2マクロファージ特性に基づく免疫抑制効果と正常妊娠において重要な役割を果たしている可能性があると推測した。さらに,PEでは,これらの機能が欠損したPE発生におけるこれらのマクロファージの役割を支持した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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免疫反応一般  ,  生殖生理一般  ,  遺伝的変異  ,  循環系の基礎医学  ,  循環系の疾患 

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