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J-GLOBAL ID：201702217633935990   整理番号：17A1221218

繊維強化樹脂系複合材料のトライボロジーに関する最近の研究動向とそのトライボロジー特性

Recent Research Trends in Tribology of Fiber Reinforced Plastic Composites and Their Characteristics

著者 (1件)： 西谷要介 (工学院大学 工学部 機械工学科)
資料名： トライボロジスト  (Journal of Japanese Society of Tribologists)
巻： 62  号： 7  ページ： 426-434(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： F0390A  ISSN： 0915-1168  CODEN： TORAEO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 繊維強化樹脂系複合材料(FRP)は,ガラス繊維(GF)や炭素繊維(CF)など,種々の繊維複合化材料であり,軽量,高強度,高弾性率を有し,種々の産業分野で汎用されている。本稿では,標記の最近の研究動向を,筆者らの研究事例を含め,次項に沿って解説する。1)FRPは,連続繊維系,長繊維系,短繊維系などの繊維材料(GF,CF,アラミド繊維(KF)から構成され,熱硬化性(FRP)と熱可塑性(FRTP)に大別される,2)近年5年間の文献での材料の研究比率は,繊維別には,CF+GF+CNT/CNF=68%で,樹脂別には,EP+PEEK+PF+PTFE=50%である,3)固体潤滑剤添加,繊維ハイブリッド化,繊維表面処理,多成分系複合化などによるFRPのトライボ改質が探究されている。

シソーラス用語： *繊維強化プラスチック ,  *摩耗特性 ,  *トライボロジー ,  熱硬化性プラスチック ,  熱可塑性プラスチック ,  炭素繊維強化プラスチック ,  ガラス繊維強化プラスチック ,  エポキシ樹脂 ,  ポリエーテルエーテルケトン ,  フェノール樹脂 ,  ポリテトラフルオロエチレン ,  固体潤滑剤 ,  多成分系 ,  技術開発 ,  *摩擦特性 ,  アラミド繊維強化プラスチック ,  技術動向 ,  *PMC【材料】 ,  *研究開発動向 ,  カーボンナノファイバ
準シソーラス用語： *高分子複合材料 ,  *研究動向 ,  CNT【炭素】 ,  CNF【繊維】 ,  ハイブリッド化

著者キーワード (20件)： tribology ,  polymer composites ,  fiber reinforced plastic ,  thermosetting ,  thermoplastic ,  carbon fiber ,  glass fiber ,  natural fiber ,  nanofiber ,  multicomponent polymer composites ,  tribology ,  polymer composites ,  fiber reinforced plastic ,  thermosetting ,  thermoplastic ,  carbon fiber ,  glass fiber ,  natural fiber ,  nanofiber ,  multicomponent polymer composites

分類 (4件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C) ,  研究開発  (QA01040P)

引用文献 (44件)：

• 1) 由井:ポリマー系複合材料-基礎・実践・未来-,プラスチックエージ(2005) 1.
• 2) 前田 監修:炭素繊維 製造・応用技術の最前線,シーエムシー出版(2013) 12.
• 3) 渡辺・笠原・関口・広中:高分子トライボマテリアル,共立出版(1990) 37.
• 4) 旭化成アミダス(株)・プラスチック編集部編:プラスチックデータ,工業調査会(1999) 770.
• 5) 西谷:最新の難成形樹脂材料の動向,型技術,29(2014)22.

タイトルに関連する用語 (6件)： 繊維強化樹脂 ,  複合材料 ,  トライボロジー ,  研究 ,  動向 ,  トライボロジー特性