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J-GLOBAL ID:201702217678375869   整理番号:17A0865954

炎症反応の調節におけるNGFおよびその受容体

NGF and Its Receptors in the Regulation of Inflammatory Response
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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神経系と免疫系との複雑な関係,そしてその変化が恒常性にどのように影響し,炎症性疾患の発症をもたらすかについての関心が高まっている。この2つのシステム間のクロストークにおける重要なメディエーターは,神経細胞機能および免疫細胞活性の両方に影響を与え得る神経成長因子(NGF)である。多くの疾患の炎症組織で報告されたNGFのアップレギュレーションは,末梢ニューロンの神経支配およびニューロン活動を調節し,免疫活性神経ペプチドおよび神経伝達物質の放出を誘導することができるが,自然免疫応答および適応免疫応答にも直接影響を及ぼし得る。NGFレセプタートロポミオシンレセプターキナーゼA(TrkA)およびp75ニューロトロフィンレセプター(p75NTR)の発現は,免疫細胞において動的に調節され,それらの分化および機能活性の状態に依存してNGFの多様な必要性が示唆される。NGFは,前炎症性または抗炎症性のいずれかの様々な効果を有する。この明らかな矛盾は,免疫応答を活性化すると同時に,炎症反応を減弱させ,組織損傷を制限するのに必要な経路を活性化する内因性機構の一部としてNGFを考慮することによって説明することができる。最近関節炎患者の免疫細胞で実証されたようなTrkA発現の減少は,制御フィードバック機構のNGFによる活性化を防ぎ,慢性炎症の発生および維持に寄与する可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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免疫反応一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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