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J-GLOBAL ID:201702217703777457   整理番号:17A0437480

法科学における異分野間協働 異種混合性への批判と標準化

著者 (1件):
資料名:
号: 13  ページ: 167-185  発行年: 2017年03月15日 
JST資料番号: L7777A  ISSN: 1347-5843  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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犯罪に関連した法科学の異種混合性に注目し,法科学の異分野間の協働がどのような特性を持つのかを明らかにすることを目的とした。科学鑑定を行う法科学ラボラトリでの質的調査に基づき,法科学の異分野間協働がどのようになされるのかを分析し,その特徴を明らかにした。また,従来の協働研究やDNA型鑑定を扱ってきた法科学に関する先行研究に新たな知見を示した。先行研究とは異なる協働の在り方を示し,法科学分野間の論争や法科学のDNA型鑑定化の動きを検討して,こうした目的を達成した。法科学における協働は,その在り方が裁判の影響を受けるという特性があった。裁判では,各分野が鑑定手法の大枠を共有することで,その異種混合性を保持しながら結びついていることが問題視された。また,鑑定実践の標準化が求められた。この鑑定分野間の実践の標準化とは,DNA型鑑定のやり方に,他の分野をまとめる形を取った。
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分類 (2件):
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研究開発  ,  科学技術政策・制度・組織 
引用文献 (62件):
  • 赤根敦 2010:『DNA鑑定は万能か:その可能性と限界に迫る』化学同人.
  • 浅田和茂 2007:「科学的証拠」村井敏邦,川崎英明,白取祐司編『刑事司法改革と刑事訴訟法:下巻』日本評論社,783-812.
  • Bärmark, J. and Wallén, G. 1980: “The Development of an Interdisciplinary Project,” Knorr, K. D., Krohn, R. and Whitley, R. (eds.) The Social Process of Scientific Investigation, D. Reidel Publishing Company, 221-35.
  • Bauer, H. H. 1990: “Barriers Against Interdisciplinarity: Implications for Studies of Science, Technology, and Society (STS),” Science, Technology, and Human Values, 15(1), 105-19.
  • Bell, S. 2008: Encyclopedia of Forensic Science: Revised Edition, Facts on Files Science Library.
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