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J-GLOBAL ID:201702217764009869   整理番号:17A1639958

二クロム酸酸化試薬を用いた化学的酸素要求量測定のための3段階化学ルミネセンス法【Powered by NICT】

A 3-step chemiluminescence method for chemical oxygen demand measurement with dichromate oxidizing reagent
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 39  ページ: 5797-5805  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2324A  ISSN: 1759-9660  CODEN: AMNECT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,過マンガン酸塩COD(COD_Mn)法(JISK0102)の原理に基づいて,3段階化学ルミネセンス(CL)化学的酸素要求量(COD)法における酸化剤として重クロム酸カリウムの使用を開発した(3段階CL COD_Cr法)。試料は加熱下での重クロム酸塩の過剰と反応し,残りの二クロム酸塩還元有機化合物で中和された。還元有機化合物の残留量は過マンガン酸塩CL試薬を用いるCL検出器で検出された。六有機化合物-没食子酸,フェノール,ピロカテコール,アスコルビン酸,ピロガロール,カリウム水素フタラート-還元有機化合物として調べた。酸性過マンガン酸塩試薬を用いたこれらの化合物のCL速度論を研究し,ピロガロールは最速関連応答と最も高い信号を示した。ピロガロールは還元有機化合物として選択した。七金属イオンの促進効果-Cr(III),Mn(II),Cu(II),Ag(I),Fe(2),Fe(3),およびMg(ii)を調べた。結果は,Cr(III),Mn(II),Fe(2),Fe(3)は,信号を増強することを示した。Fe(2),Fe(3)は最も高い増強効果の信号は188%と205%に増加し,それぞれを示した。しかし,Fe(ii)過マンガン酸試薬Fe(ii)と過マンガン酸塩の間の反応のためにほとんど安定化を行い,増強は時間とともに有意に減少した。Fe(3)は,0.45mmol/dm~ 3の最適濃度での過マンガン酸塩試薬に添加した。いくつかの有機化合物のために3つのCL COD_Cr法と従来のCOD_Mnの間の相関は,良好な決定係数R~2=0.9594(n=16)を示した。検出限界は0.083mg/L~( 1)であり,標準物質として没食子酸を用いた。方法を河川水試料の測定に適用し,COD_Mn法と良好な相関結果を得た。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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有機化合物の各種分析  ,  分析機器  ,  その他の汚染原因物質 

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