前立腺特異抗原を高感度検出するための近赤外発光NaYF<sub>4</sub>:Yb,Tm/Mnアップコンバーティングナノ粒子/金ナノロッド電気化学ルミネセンス共鳴エネルギー移動システム

GAO Ni; LING Bo; GAO Zhongling; WANG Lun; CHEN Hongqi

文献

J-GLOBAL ID：201702217798737527 整理番号：17A0570318

前立腺特異抗原を高感度検出するための近赤外発光NaYF₄:Yb,Tm/Mnアップコンバーティングナノ粒子/金ナノロッド電気化学ルミネセンス共鳴エネルギー移動システム

Near-infrared-emitting NaYF₄:Yb, Tm/Mn upconverting nanoparticle/gold nanorod electrochemiluminescence resonance energy transfer system for sensitive prostate-specific antigen detection

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資料名：
巻： 409 号： 10 ページ： 2675-2683 発行年： 2017年04月
JST資料番号： E0425B ISSN： 1618-2642 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

近赤外(NIR)領域の電気化学ルミネセンスは,生体試料でもバックグラウンドが生じないため,生体分子の分析には有用である。本研究では,NaYF₄:Yb,Tm/Mnアップコンバーティングナノ粒子(UCNP)のNIR電気化学ルミネセンスを用いた前立腺特異抗原(PSA)の検出システムを開発した。ここでは,UCNPに抗PSA抗体を固定し,一方,UCNPのルミネセンスの共鳴エネルギー移動のアクセプタとなる金ナノロッドの表面に,別の抗PSA抗体を固定化する。UCNPと金ナノロッドの混合に,PSAを混入すると,抗原抗体反応により,UCNPと金ナノロッドが結合し,UCNPの発光は消光される。この発光強度変化から,PSAを3.16pg/mLの検出限界により分析することが可能となった。PSAを血清に添加した試料の分析を行い,本方法の有効性を確認した。

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分析試薬 , 有機物質の物理分析一般 , 抗原・抗体・補体の生産と応用 , 化学検査

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前立腺特異抗原を高感度検出するための近赤外発光NaYF4:Yb,Tm/Mnアップコンバーティングナノ粒子/金ナノロッド電気化学ルミネセンス共鳴エネルギー移動システム

前立腺特異抗原を高感度検出するための近赤外発光NaYF₄:Yb,Tm/Mnアップコンバーティングナノ粒子/金ナノロッド電気化学ルミネセンス共鳴エネルギー移動システム