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J-GLOBAL ID:201702217856643544   整理番号:17A1158978

NMRとDFT/PCM(密度汎関数理論/分極連続体モデル)化学シフト計算を組合せて利用したアンモニウムに基づくプロトン性イオン液体のイオン対構造証明【Powered by NICT】

Proof of ion-pair structures in ammonium-based protic ionic liquids using combined NMR and DFT/PCM-based chemical shift calculations
著者 (5件):
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巻: 19  号: 36  ページ: 25033-25043  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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1H NMR分光法と計算(DFT/PCM(密度汎関数理論/分極連続体モデル)予測)法を用い,クロロホルム溶液と水溶液中におけるトリエチルアンモニウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド,つまり[(C2H5)3NH][TFSI]の自己組織化を調べた。多様な配置のマルチサイト[TFSI]アニオンに加え,異なる立体配座のアルキル置換基を持つ[(C2H5)3NH]カチオン間で生成した多くのイオン対を調べた。計算(DFT)と観察1H NMR化学シフト間の一致に基づき,クロロホルム中において[(C2H5)3NH][TFSI]が有効なN+-HNやN+-HO水素結合を含む親油性錯体を生成する一方,水溶液中においてCα-HOやCα-HF水素結合を含む親水性錯体が認められた。本研究では,広く用いられる[TFSI]アニオンを組入れたアンモニウムPIL(プロトン性イオン液体)の自己凝集に対する新たな見解を提供し,化学シフトに及ぼす溶媒効果の重要性を示した。陽性と陰性誘電体連続体溶媒を用いたシミュレーションが,代表的な集合構造を生成する最も現実的な方法であると分った。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (6件):
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融解塩  ,  脂肪族アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  ,  脂肪族スルホン酸・スルフィン酸・スルフェン酸  ,  有機化合物のNMR  ,  分子の電子構造  ,  反応に及ぼすその他の効果 
物質索引 (4件):
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