ブランド・交換・イノベーション-ブランドの基本解明課題への接近-

田中洋; 六角まり

文献

J-GLOBAL ID：201702217865962414 整理番号：17A0212180

ブランド・交換・イノベーション-ブランドの基本解明課題への接近-

出版者サイト {{ this.onShowPLink() }} 複写サービスで全文入手
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=17A0212180&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=F1704A") }}

著者 (2件)： ,
資料名：
巻： 36 号： 3 ページ： 70-86 発行年： 2017年01月10日
JST資料番号： F1704A ISSN： 0389-7265 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

交換(コミュニケーション)の視点からブランドの基本的な働きの解明について検討した。本論文の目的は,ブランドについての基本的な問題に交換の視点から解答を与えることである。本論文で扱う問題は,(1)ブランドは交換の過程でどのように機能し,独自のブランド価値を生じるのか,(2)現代においてブランドはどのように生成してきたのか,の2つである。(1)の問題に関しては,ブランドは交換に伴う困難を解決する有力な方法の1つであり,空間,時間,制度,社会,自然,競争の6つの異なった価値体系同士の差異を通して価値を生み出していることを論じた。(2)の問題に関しては,ブランド力を産み出す差異の源泉の1つとして,20世紀に入りイノベーションが機能するようになったことを述べた。本論文では,なぜイノベーションが起きるとブランドが成立するのかについて考察した。最後に,実務的インプリケーションについて述べた。

, , ,

マーケティング

引用文献 (57件)：

A Billionaire's Brand Strategy (2008). Washington Post (electronic) Sunday, June 1, 2008; Page F01. http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/05/31/AR2008053100292.html (Access:2009/5/3)
Aaker, D., & Jacobson, B. (1994) . The financial information content of perceived quality. Journal of Marketing Research, 31,191-201.
Aaker, D. & Jacobson, B. (2001). The value relevance of brand attitude in high technology markets. Journal of Marketing Research, 38, 485-493.
Alderson, W. (1957) . Marketing behavior & executive action: A functionalist approach to marketing theory. Manfield Centre, CT: Martino Publishing.(オルダースン,田村正紀(訳) (1981)『動態的マーケティング行動-マーケティングの機能主義理論』千倉書房)
Allen, C.T., Fournier, S., & Miller, F. (2008). Brands and their meaning makers. In: C.P. Haugtvert, P.M.Herr & F.R. Kardes (eds.) Handbook of consumer psychology. Pp.781-822. Lawrence Erlbaum Associates.

, ,

前のページに戻る