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J-GLOBAL ID:201702217894983463   整理番号:17A0410692

焼ならしおよび焼戻状態を用いた11%Crフェライト/マルテンサイト鋼におけるシグマ相【Powered by NICT】

Sigma phases in an 11%Cr ferritic/martensitic steel with the normalized and tempered condition
著者 (8件):
資料名:
巻: 122  ページ: 113-123  発行年: 2016年 
JST資料番号: D0448C  ISSN: 1044-5803  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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現時点では650°Cおよびそれ以上までの目標動作温度で9 12%Crフェライト/マルテンサイト(F/M)鋼は,石炭消費と大気汚染を減らすために,熱効率をさらに増加させるために開発されている。11%Cr F/M鋼は650°Cの予想される最大使用温度とSAVE12鋼の公称化学組成を参照することにより調製した。0.5h,1050°Cで正常化し,780°Cで1.5時間の11%Cr F/M鋼の析出相を透過型電子顕微鏡により調べた。鋼中の以前に同定されたCr/Cr Fe CoリッチM_23C_6,Nb-/V/Ta-Nb-/NdリッチMX,Feに富むM_5C_2,CoリッチM_3CとFe CoリッチM_6C相を除いて,σ-FeCrとσFeCrWから成るシグマ相の二種類の焼ならしおよび焼戻し鋼にも存在することが分かった。同定されたσ-FeCrとσFeCrW相はa/c=0.8713/0.4986と0.9119/0.5053nm,夫々推定した格子パラメータを有する簡単な正方晶結晶構造を持っていた。観察されたシグマ相の原子%の組成はσFeCrW少量のTa,CoおよびMnのに加えてσ-FeCr,30Fe 55Cr 10W約50Fe 50Crであると決定した。鋼中のシグマ相は,種々のブロック状形態を示し,鋼の支配的な相CrリッチM_23C_6およびNb-/V/Ta NbリッチMXと比較してより小さい量を持つように見える。鋼におけるσ-FeCr相がδフェライト/マルテンサイト境界で析出することを見出し,δフェライトがδフェライトを含む高Cr F/M鋼におけるδフェライト/マルテンサイト境界でのシグマ相の形成を急速に誘導することを示唆した。鋼中のシグマ相の形成機構もδフェライト,M_23C_6沈殿,M_2Xの沈殿/溶解,および鋼組成の存在の観点から考察した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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組織的硬化現象  ,  溶接部 
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