抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マイクロ波を使った全天候型合成開口レーダの農業応用を要約した。初期のSARから多偏波SARを使った水稲及び多種の農作物の分類と生育状況の計測原理と応用に関する研究の発展状況と活用例を紹介するとともに,現在の技術の基礎となっている過去の主な研究例も解説した。農作物の生育にとって重要な土壌水分の計測にも多くの研究報告があり,本稿では植生の無い裸地の土壌水分を計測する経験的モデルと準経験的モデル,植生がある場合に対応する計測法も例を挙げて紹介した。SAR搭載衛星の増加による回帰日数の短縮,分解能の劣化無しに広い観測幅におけるデータ収集が可能なディジタルビームフォーミング技術を取込んだSARセンサ等の現在のトレンドから,近い将来の展望も行った。