文献

J-GLOBAL ID：201702217906570769   整理番号：17A1113398

食品包装を意図した多層材料印刷の設計による安全性

Safety by design of printed multilayer materials intended for food packaging

著者 (6件)： DOMENO Celia (Universidad de Zaragoza, Zaragoza, ESP) ,  AZNAR Margarita (Universidad de Zaragoza, Zaragoza, ESP) ,  NERIN Cristina (Universidad de Zaragoza, Zaragoza, ESP) ,  ISELLA Francesca (Goglio SpA, Daverio, ITA) ,  FEDELI Mauro (Goglio SpA, Daverio, ITA) ,  BOSETTI Osvaldo (Goglio SpA, Daverio, ITA)
資料名： Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment  (Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment)
巻： 34  号： 7  ページ： 1239-1250  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： H0989B  ISSN： 1944-0049  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品に直接接触する包装材料について,そこに使用される印刷インクや被覆材がマイグレーションして食品を汚染する懸念がある。本報では,ポリエチレンテレフタレート(PET),アルミニウム(Al),ポリエチレン(PE)から成る複合フィルムをベースとして,印刷インクとラッカー被覆材を表面あるいは層内に配置した材料からの物質のマイグレーションを調べた。その結果,60以上の物質が同定され,一部はEUのポジティブリスト(食品に接触する包装材料に用いる物質)に見られない毒性の高いものがあった。被覆材の利用でマイグレーション物質の量は低減できるが,新しい物質が溶出する懸念が生まれる。

シソーラス用語： *食品包装 ,  食品安全性 ,  *印刷インク ,  *被覆材 ,  *包装材料 ,  食品汚染 ,  *複合フィルム ,  ポリエチレンテレフタレート ,  アルミニウム ,  ポリエチレン ,  ラッカー ,  *マイグレーション【化学物質】 ,  食品衛生

分類 (4件)： 食品衛生一般  (FJ01051H) ,  食品包装  (FJ02030B) ,  包装材料  (YH06030Q) ,  インキ  (YJ02000N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 食品包装 ,  意図 ,  多層材料 ,  設計 ,  安全性