ユニークな薬理学的プロフィルをもつ非定型抗精神病薬,RP5063は統合失調症のマウスモデルにおける陳述記憶と精神病を改善する【Powered by NICT】

Rajagopal Lakshmi; Kwon Sunoh; Huang Mei; Michael Eric; Bhat Laxminarayan; Cantillon Marc; Meltzer Herbert Y.

文献

J-GLOBAL ID：201702217910182859 整理番号：17A1382185

ユニークな薬理学的プロフィルをもつ非定型抗精神病薬,RP5063は統合失調症のマウスモデルにおける陳述記憶と精神病を改善する【Powered by NICT】

RP5063, an atypical antipsychotic drug with a unique pharmacologic profile, improves declarative memory and psychosis in mouse models of schizophrenia

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資料名：
巻： 332 ページ： 180-199 発行年： 2017年
JST資料番号： A1150A ISSN： 0166-4328 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

種々のタイプの非定型抗精神病薬(AAPDs)のは統合失調症(CIAS)に関連する認知障害を改善した。RP5063は多様なそして特異な薬理をもつAAPDである,ドーパミン(DA)D_2,D_3,D_4,セロトニン(5 HT)1a,及び5HT_2A受容体(Rs)での部分アゴニズム,α_4β_2ニコチン性アセチルコリン(ACh)R(nAChR)作動性,および5HT_2B,5HT_6および5HT_7Rsで拮抗作用を含んでいた。大部分非定型APDは5HT_2A逆アゴニストである。精神病とエピソード記憶のマウスモデルにおけるRP5063の有効性を研究した。RP5063は急性フェンシクリジン(PCP)と同様にアンフェタミン誘発性運動高進を阻害し,抗精神病活性を示した。RP5063の急性投与は,新規物体認識(NOR)における亜慢性(sc)PCP誘発障害,エピソード記憶ではなく逆転学習の尺度である実行機能の尺度を有意に逆転させた。5HT_7Rきっ抗薬のSEDとRP5063の亜効果用量(SED)の同時投与,5HT_1BRきっ抗薬5HT_2ARインバースアゴニスト,またはα_4β_2nAChR作動薬はscPCPマウスにおけるNOR欠損を改善するRP5063の能力を回復した。5HT_1AR,D_4R,アンタゴニストによる前処理,α_4β_2nAChR拮抗薬ではなく,RP5063の改善効果を阻止した。さらに,PCPの各用量前scRP5063の同時投与はPCPの作用を抑制し1週間NORの欠如を生成した。RP5063,1週間scPCP処理マウスに投与を1週間のみのためのNORを回復した。RP5063の急性投与は皮質DA流出,その認知促進特性のいくつかに重要である可能性を有意に増加させた。これらの結果は,単独で,または補助療法としてRP5063は統合失調症に関連するいくつかの認知障害を改善するための多面的な基礎を持つことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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精神障害の薬物療法 , 向精神薬の臨床への応用

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