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J-GLOBAL ID:201702217930436921   整理番号:17A1112920

サイズが重要である:スケーリングがグリッドと境界細胞間の相互作用に与える影響

Size Matters: How Scaling Affects the Interaction between Grid and Border Cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 2017  号: July  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7036A  ISSN: 1662-5188  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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多くの海馬の細胞は,頭部方向の細胞やグリッド・場所細胞のように,背腹軸に沿った漸進的なスケールの増加を特徴とする。内嗅内皮質(MEC)にも存在する境界細胞は,このようなスケールの調節の恩恵を受けていることが期待される。しかし,この現象は実験的には観察されていない。哺乳動物のMECにおけるグリッド細胞は速度に関連するシグナルを統合し,特有の六角形のテッセレーションパターンで環境をマッピングする。これらの入力信号はノイズが多いため,動物が環境を探索する際に経路統合プロセスが誤差を累積し,グリッド状活動が損なわれる。齧歯類が囲われた領域を探索する際には,境界-グリッド細胞の関係が蓄積されたグリッド細胞の誤差を最小化することが示唆されている。したがって,誤差最小化の境界-グリッド相互作用は,空間表現の文脈内で境界細胞のスケーリング効果を研究するのに適している。本研究では,(i)境界細胞の発火場の規則性を維持する役割の観点から境界細胞の規模を計算し,(ii)グリッドと境界両方のスケールに関連するグリッド境界の関連付けの根底にあるメカニズムは何かについて計算論的に調べた。著者らの結果は,グリッド細胞の誤差最小化へ最適な形で寄与するためには,境界細胞は関連するグリッド細胞よりも小さな発火フィールドを表現すべきであることを示唆しており,これは空間アンカリング信号として機能する境界細胞の仮説と一致するものであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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脳・神経系モデル 
タイトルに関連する用語 (5件):
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