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J-GLOBAL ID:201702218005498481   整理番号:17A1481138

感染マウスにおけるジフェニルジセレニドによるトキソプラズマ症治療はプリン作動性酵素の活性を調節し,ひ臓における炎症を減少させる【Powered by NICT】

Toxoplasmosis treatment with diphenyl diselenide in infected mice modulates the activity of purinergic enzymes and reduces inflammation in spleen
著者 (16件):
資料名:
巻: 181  ページ: 7-13  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0390A  ISSN: 0014-4894  CODEN: EXPAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞内原生動物であるToxoplasma gondiiは全身炎症誘発性プロファイルを誘導する宿主の脳組織における慢性感染を引き起こす可能性がある。慢性感染は多くの生理的変化を誘導することができ,免疫および酸化プロファイルの変化である。ジフェニルジセレニド(PhSe)2有機セレン化合物は,最近の研究における抗酸化および免疫調節活性を示した。,本研究の目的は,T.gondii,未処理および(PhSe)2で処理したにより慢性的に感染したマウスの血清と脾臓におけるプリン作動性酵素と活性酸素種(ROS)の活性を調べることであった。この実験のため,四群:A群(健常マウス),B群(健常マウス(PhSe)2で処理した),C群(感染マウス)とD群((PhSe)2で処理した感染マウス)に分けた。C群とD群はME49Toxoplasma gondii株の経口経路を介して感染した。グループBとDは(PhSe)2の5μmol kg~( 1)を皮下投与した。慢性T.gondii感染では脾臓に脾腫と生理的変化を誘導し,組織学的炎症マーカー,ROSレベルとNTPDアーゼ,5’ヌクレオチダーゼとADAのようなプリン作動性酵素活性の活性を上昇させた。血清では,感染は5’ヌクレオチダーゼとADA活性を増加させた。(PhSe)2それ自体は,ROSレベルとADA活性を低下させ,ひ臓におけるNTPDアーゼおよび5′-ヌクレオチダーゼを増加させるために管理している。感染マウスでは,(PhSe)2処理では脾臓に脾腫,減少した組織学的炎症マーカー,ROSレベルとADA活性を逆転させた。著者らの結果は,慢性トキソプラズマ症はひ腫を誘導し,マウスにおけるROSレベルとプリン作動性酵素活性を高めることができることを証明した。これらの結果は,(PhSe)2は慢性T.gondii感染におけるひ臓に見出された変化に対する潜在的な治療法であることを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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感染免疫  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  微生物感染の生理と病原性 
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