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J-GLOBAL ID：201702218040634687   整理番号：17A1082050

DNAザイム増幅と組み合わせた標的誘発カスケード酵素再利用によるカナマイシンの超高感度ボルタンメトリック定量

Ultrasensitive voltammetric determination of kanamycin using a target-triggered cascade enzymatic recycling couple along with DNAzyme amplification

著者 (8件)： HAN Cong (Univ. Jinan, Jinan, CHN) ,  LI Rongguo (Jinan Maternity and Child Care Hospital, Jinan, CHN) ,  LI Hui (Univ. Jinan, Jinan, CHN) ,  LIU Su (Univ. Jinan, Jinan, CHN) ,  XU Chenggong (Univ. Jinan, Jinan, CHN) ,  WANG Jingfeng (Univ. Jinan, Jinan, CHN) ,  WANG Yu (Univ. Jinan, Jinan, CHN) ,  HUANG Jiadong (Univ. Jinan, Jinan, CHN)
資料名： Microchimica Acta  (Microchimica Acta)
巻： 184  号： 8  ページ： 2941-2948  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： D0076A  ISSN： 0026-3672  CODEN： MIACAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストリア (AUT)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カナマイシンの超高感度で高特異的検出のための新規電気化学的バイオセンサの構築を行った。バイオセンシング戦略としては連続して操作される2つの反応からなり,最初の反応は,標的であるカナマイシンとそのアプタマーの間の特異的認識によって誘発されるλエキソヌクレアーゼ(λ exo)に支援されるサイクリックな分解反応であり,第2の反応は切断エンドヌクレアーゼにより支援されたサイクリックな切断反応であり,大量のグアニンに富んだ核酸セグメントを生じさせ,K⁺の存在下ヘミンと共に自己組織化してG-四重鎖/ヘミン錯体を形成する。このG-四重鎖/ヘミン錯体をセイヨウワサビペルオキシダーゼ疑似DNAザイムとして働かせ,過酸化水素の電解還元信号を生じさせ,検出する.カナマイシンを1pM~10nMの濃度範囲を定量可能で,検出限界は0.5pMであった。

シソーラス用語： *DNA【核酸】 ,  *RNAヌクレオチジルトランスフェラーゼ ,  再利用 ,  エキソヌクレアーゼ ,  エンドヌクレアーゼ ,  立体配座 ,  セイヨウワサビペルオキシダーゼ ,  逐次反応 ,  糖アルコール ,  定量分析 ,  ゲンタマイシン ,  ヘミン ,  *電気化学センサ ,  *バイオセンサ ,  核酸 ,  *アミノグリコシド系抗生物質 ,  酵素反応 ,  過酸化水素 ,  薬剤分析 ,  *示差パルスボルタンメトリー ,  アミノ糖 ,  デオキシ糖 ,  ピラノシド ,  グルコシド ,  三糖類 ,  フラノシド ,  第一アミン
準シソーラス用語： *DNAザイム ,  G-四重鎖 ,  カスケード反応 ,  アプタマー ,  *アプタセンサ

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有機化合物の電気分析  (CC05034O)

物質索引 (4件)： カナマイシン ,  ストレプトマイシン ,  トブラマイシン ,  6-メルカプト-1-ヘキサノール

タイトルに関連する用語 (10件)： DNAザイム ,  増幅 ,  標的 ,  誘発 ,  カスケード ,  酵素 ,  再利用 ,  カナマイシン ,  高感度 ,  定量