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J-GLOBAL ID:201702218059379848   整理番号:17A1290319

広東省における2015年のヒト感染H7N9鳥インフルエンザウイルス遺伝子の特徴分析【JST・京大機械翻訳】

著者 (9件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 894-899  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2430A  ISSN: 1001-9448  CODEN: GUYIEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
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【目的】2015年の広東省におけるH7N9鳥インフルエンザウイルスの遺伝子特性を分析する。方法:2015年1月~12月に広東省疾病予防管理センターの4人のヒト感染H7N9鳥インフルエンザウイルス株に対してウイルス分離精製を行い、Ion Torrentハイスループットシークエンシングを行い、H7N9鳥インフルエンザウイルス全ゲノム8個の遺伝子断片を獲得した。生物情報学ソフトウェアを用いて、RNA配列とGenBankから得られた配列を多重比較し、ウイルスの重要な遺伝子座の分子変異状況に対して分析を行い、MEGA7.0ソフトウェアにおける最尤法を用いて遺伝的進化樹を作成し、遺伝子進化分析を行った。結果:A/Guangdong/SZ17/2015(H7N9)、A/Guangdong/JM51/2015(H7N9)、A/Guangdong/ZH57/2015(H7N9)の3株はH7 N9鳥インフルエンザウイルスのHAとNA遺伝子と2014年広東省の頭、東洋などのH7N9鳥インフルエンザウイルスの進化距離が最も近い。A/Guangdong/SW20/2015(H7N9)ウイルスのHA、NA遺伝子と2014-2015年の浙江省温州、江蘇淮安などのH7N9鳥インフルエンザウイルスの進化距離が最も近く、ZH57ウイルスはNP遺伝子と深センH9N2亜型ウイルスと高度に相同(99.4%)を除いた。他の7つの遺伝子断片は,2013~2014年の広東省における1H7N9サブタイプの鳥インフルエンザウイルスと高度に相同であった。その他の3つのウイルスはHAとNA遺伝子を除き、その他の6つの遺伝子断片はいずれも江西、安徽、江蘇などのH9N2亜型ウイルスと高度に相同である。関連する病原性部位の分析により、4株の株の中には宿主特異性の変化、ウイルス伝播力、病原力、毒力及び複製能力の増強をもたらす部位変異があり、そのうち、4株のHAタンパク受容体結合領域はいずれもG186VとQ226Lの2つの重要なアミノ酸部位の変異が発生した。ヒト気道上皮細胞SAα-2,6Gal受容体の結合能力は増加し,広東省H7N9鳥インフルエンザウイルスはヒトに感染しやすいことを示唆し,4株のウイルスのNAタンパク質茎の69~73位のアミノ酸はすべて欠損した。これは鳥インフルエンザウイルスが野生の水鳥による陸生家禽(鶏、ウズラなど)に適応する結果であり、4株のウィルスのM2タンパク質はいずれもS31N突然変異を起こし、この突然変異はインフルエンザウイルスがM2イオンチャネル抑制剤(アダマンタン類薬物)に対して薬剤耐性を産生させることになる。すべての株は,ノイラミニダーゼ阻害剤に対するウイルスの感受性を保持した。結論:2015年に広東省に感染したH7N9ウイルス株は遺伝的多様性及び複雑性、病原性増強、M2イオンチャネル抑制剤に対する耐性部位の突然変異などの傾向があり、ヒトと家禽の宿主体内の増殖及び再分配に対する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般 

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