文献

J-GLOBAL ID：201702218090653214   整理番号：17A0695530

人文情報学における共創型研究とオープンサイエンスの潮流

Co-creation in digital humanities and the trend of open science

著者 (2件)： 北本朝展 (情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用セ) ,  北本朝展 (国立情報学研)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： CH-114  ページ： Vol.2017-CH-114,No.10,1-7 (WEB ONLY)  発行年： 2017年05月06日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今後の人文情報学の課題として,モニュメント的な大目標を掲げ,多くの研究者が資源や知識を共有する機会を提供し,集団的に解決策を見出していく研究プログラムを作り出すという課題を取り上げてみたい。この課題を取り上げた動機は,個人的な競争型研究を越えた集団的な共創型研究への期待である。近年のオープンサイエンスの潮流においても,研究者集団を対象としたグランドチャレンジ型研究やコンテスト型研究,あるいは市民や企業を巻き込んだ超学際的研究を通して,個人を越えた集団としての研究パフォーマンスをどう向上させるかという視点が欠かせない。そこで本発表では,人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が公開するオープンデータを中心に,人文情報学においてどんな共創型研究が構想できるかを考えてみたい。(著者抄録)

シソーラス用語： *情報科学 ,  *人文科学 ,  作業 ,  プロジェクト ,  計画 ,  長期計画 ,  共同利用 ,  会議 ,  研究 ,  *知識集約化
準シソーラス用語： オープンサイエンス ,  グランドチャレンジ ,  ワークショップ【集会】 ,  学際的研究 ,  共創 ,  人文情報学

分類 (1件)： ドキュメンテーション一般  (AC01000N)

引用文献 (7件)：

• 相田 満.人文科学とコンピュータ研究会(CH). 情報処理, 2007, vol. 48, no. 6, pp. 664-665.
• 北本 朝展. オープンサイエンスの動向と情報学分野へのインパクト. 電子情報通信学会技術報告, 2016, vol. 116, no. 259, pp. 1-6.
• 江渡 浩一郎+くとの. ニコニコ学会βのつくりかた. フィルムアート, 2016.
• マイケル・ニールセン. オープンサイエンス革命. 紀伊國屋書店, 2013.
• Krizhevsky, Alex, Ilya Sutskever, and Geoffrey E. Hinton. ′′Imagenet classification with deep convolutional neural networks.′′ Advances in neural information processing systems. 2012.

タイトルに関連する用語 (5件)： 人文情報学 ,  共創 ,  研究 ,  オープンサイエンス ,  潮流