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J-GLOBAL ID:201702218111300018   整理番号:17A1561914

蒸気誘起相分離によるポリ(アリーレンエーテル)に基づく単一イオン導電性ブレンド高分子膜中の相互接続された細孔の構築【Powered by NICT】

Construction of interconnected micropores in poly(arylene ether) based single ion conducting blend polymer membranes via vapor-induced phase separation
著者 (8件):
資料名:
巻: 544  ページ: 47-57  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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同調相分離によるポリ(アリーレンエーテル)に基づく単一イオン導電性ブレンド高分子電解質中の相互に連結した細孔の構築を報告する。ビス(4-フッ素ベンゼンスルホニル)イミドを別々にビス(4 ヒドロキシ ベンゼン スルホニル)イミドとビスフェノールAと共重合させた二種類のAB交互ブロック共重合体の,すなわち,リチオ化ポリ(ビス(ベンゼン スルホニル)イミド)エーテル(LiPBIE)およびリチウム化ポリ(ビスフェノールA alt ビス(4-フッ素ベンゼン スルホニル)イミド)エーテル(LiPAFE)を形成した。前者はポリ(フッ化ビニリデン-co-フルオリド-co-ヘキサフルオロプロピレン)(PVDF HFP)と非混和性で,後者はまたビスフェノール基を導入することによるバインダーとかかり合となっている。結果はLiPBIEブレンド膜は,相互接続した細孔構造を示し,一方LiPAFEブレンド膜はそうではないことを明らかにした。LiPAFEブレンド膜のイオン交換容量(IEC)は,PVDF-HFPの比率を減少させることによりLiPBIEブレンドフィルムのレベルに上昇するとしても,この膜は,表面のみに多孔質であるが,そのバルクにおける高密度のままである。比較実験はイオノマとバインダの間の極性と溶解度の不一致が存在する相分離の主な原因であることを確認した。ミクロ多孔性単一イオン導電性ゲル高分子電解質は25°Cで0.52mS cm~ 1のイオン伝導率を提供し,その膜は樹状突起抑制の可能性を示した。電解質膜を組み込んだ電池は優れたレート性能と電気化学的安定性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
膜分離  ,  高分子固体のその他の性質 

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