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J-GLOBAL ID：201702218164560031   整理番号：17A1175053

尿失禁関連皮膚炎(IAD)に関する研究の10年:証拠,知識ギャップと次のステップ【Powered by NICT】

A decade of research on Incontinence-Associated Dermatitis (IAD): Evidence, knowledge gaps and next steps

著者 (1件)： Beeckman Dimitri (University Centre for Nursing and Midwifery, Department of Public Health, Ghent University, Ghent, Belgium)
資料名： Journal of Tissue Viability  (Journal of Tissue Viability)
巻： 26  号： 1  ページ： 47-56  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3327A  ISSN： 0965-206X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 尿失禁に関連する皮膚炎(IAD)は水分に関連する皮膚損傷(MASD)の臨床症状の一つである。IADは,糞便および/または尿失禁をもつ高齢患者における共通の問題である。Up Date IAD用語,病因,疫学,観察,予防と治療。統合的レビュー。ICD-10コードとIADデータ収集のための国際的検証と標準化法の欠如は,疫学的データの変動に寄与している。尿失禁(特に糞便),閉塞性格納容器製品,貧弱な皮膚状態,運動性の低下,認知認識,個人衛生を行うことができないこと,とう痛,発熱,ある種の薬物(抗生物質,免疫抑制剤),低栄養状態,重症疾患の高頻度エピソードがIADと関連している。正しくIAD診断と褥瘡との区別は困難である。中間層褥瘡とIADの臨床症状が類似しているにもかかわらず,根底にある病因因子は異なっていた。しかし・尿失禁とIADは褥瘡発生の危険因子であることが分かった。IAD管理は基本的に汚れ,デブリと微生物を除去するために皮膚洗浄に焦点を当てるべきである皮膚保湿は,皮膚の障壁を修復または増強すると皮膚に及ぼす不浸透性または半浸透性バリアを提供することにより皮膚破壊を防止するための皮膚バリア製品の応用。の証拠は,まだ限られてが,過去10年以来,増大している。尿失禁は皮膚バリア機能の破壊を引き起こし,表在性皮膚損傷をもたらした。尿失禁による液体に浸して柔らかくした皮膚と表在性皮膚変化は褥瘡発生と関連している。皮膚浸軟,化学的刺激,および物理的刺激が効果的にIADを予防し,治療するため対象とすべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 疼痛 ,  疫学 ,  *尿失禁 ,  標準化 ,  機械刺激 ,  抗生物質 ,  *皮膚炎 ,  危険因子 ,  免疫抑制薬 ,  褥瘡 ,  病因 ,  微生物
準シソーラス用語： バリア機能 ,  皮膚バリアー機能 ,  臨床症状 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 尿失禁 ,  皮膚の健康 ,  皮膚洗浄 ,  保湿 ,  バリア機能 ,  圧力潰よう

分類 (1件)： 泌尿生殖器疾患の治療一般  (GM05010K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 尿 ,  失禁関連皮膚炎 ,  IAD ,  研究 ,  証拠 ,  知識 ,  ギャップ