文献

J-GLOBAL ID：201702218207757327   整理番号：17A1388456

Cu_65Zr_35ガラスにおける高速緩和過程の原子論的機構【Powered by NICT】

The atomistic mechanism of fast relaxation processes in Cu₆₅Zr₃₅ glass

著者 (4件)： Palomino Rico P. (University of Ioannina, Department of Physics, Ioannina, 45110, Greece) ,  Papageorgiou D.G. (University of Ioannina, Department of Materials Science and Engineering, Ioannina, 45110, Greece) ,  Greer A.L. (University of Cambridge, Department of Materials Science & Metallurgy, Cambridge, CB3 0FS, UK) ,  Evangelakis G.A. (University of Ioannina, Department of Physics, Ioannina, 45110, Greece)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 135  ページ： 290-296  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガラスCu_65Zr_35の分子動力学シミュレーションは,原子運動のラットリングモードを示した。ラットリング機構の頻度は温度とガラスに適用した歪に本質的に依存しないが,ラットリングを受ける原子の分率は温度と歪に依存している。ラットリング運動は,ガラス中の動的モードの特性スペクトルのβ緩和とボソンピークの間にあることを「速い過程」を構成することを示した。高速プロセスはβ緩和への前駆体であり,金属ガラス中の不均一な分布が,塑性流動の開始を支配する剪断変態帯の起源であると結論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *緩和現象 ,  非晶質合金 ,  スペクトル ,  金属ガラス ,  分子動力学 ,  *ガラス ,  塑性流動 ,  構造緩和 ,  *高速度 ,  剪断 ,  計算機シミュレーション ,  前駆体
準シソーラス用語： β緩和 ,  ラットリング振動 ,  原子運動 ,  分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 非晶質合金 ,  動的モード ,  金属ガラス ,  分子動力学 ,  構造緩和

分類 (2件)： 非晶質金属の構造  (BK04020D) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (2件)： ガラス ,  緩和過程