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J-GLOBAL ID:201702218234064686   整理番号:17A0524449

イネにおいてメタノール-ジャスモン酸カスケードが制御する葉の老化は,OsSRT1によってエピジェネティックに調節される

Control of Leaf Senescence by an MeOH-Jasmonates Cascade that Is Epigenetically Regulated by OsSRT1 in Rice
著者 (17件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 1366-1378  発行年: 2016年10月10日 
JST資料番号: W2375A  ISSN: 1674-2052  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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葉の老化に寄与する植物ホルモン,ジャスモン酸の含量を,イネ品種221系統の葉を用いて定量したところ,品種間に差が認められた。これをもとに,ゲノムワイド関連解析を行い,ジャスモン酸含量に影響する量的形質遺伝子座として,ペクチンメチルエステラーゼをコードするOsPME1およびペクチンメチルトランスフェラーゼをコードするOsTSD2を同定した。これらの機能を改変した形質転換イネの解析から,葉の老化における役割が示唆された。また,ペクチンのメチルエステル化はメタノールの主要なソースであることから,メタノール含量についても分析したところ,OsPME1とOsTSD2はともにメタノールの産生を正に制御することが分かった。さらに,ジャスモン酸の含量をエピジェネティックに制御するOsSRT1との関係を検討したところ,OsSRT1はOsPME1のH3K9の脱アセチル化を介して,メタノールおよびジャスモン酸の産生を抑制し,老化を促進すると考えられた。
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分類 (1件):
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植物ホルモン 

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