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J-GLOBAL ID:201702218252382905   整理番号:17A0642062

正方晶PbSnF4における19F/119Sn/207Pb NMRのイオンダイナミクス:欠陥駆動導電率の分光的証拠

19F/119Sn/207Pb NMR Studies on Ion Dynamics in Tetragonal PbSnF4: Spectroscopic Evidence for Defect-Driven Conductivity
著者 (3件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 2627-2634  発行年: 2017年02月09日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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PbF2とSnF2の粉末を室温で機械的に摩砕して得られた固溶体粉末を200°Cで焼成した。径が10mm×厚み約1mmのペレット化されたサンプルを作製した。得られたサンプルの電気伝導率を-35~140°Cの温度範囲で測定し,その伝導率は~2.2×10-3Scm-1であった。イオン性伝導体であるこのサンプルPbSnF4を使って7並びに14Tでの固相状態NMR測定を行い,19F,119Sn,207Pbの核スピンに対するNMRスペクトル形状と緩和時間を観察してそのイオン伝導の動力学について議論した。19Fのスピン-格子緩和時間(T1)は約230-360Kの温度範囲で温度上昇と共に単調に減少したが,119Sn,207Pbのそれは最小値持っていた。又119SnのNMR特性からこの緩和機構はケミカルシフト異方性(CSA)であると確認した。このCSA緩和に対応する運動の活性化パラメータは頻度因子τ0=(8.8±3.1)×10-15sで活性化エネルギーEaは26.9±0.1kJ/モルであった。又二つのF-イオンの相互交換が及ぼすCSAテンソルと緩和機構について明らかにした。欠陥拡散がイオン伝導に対応する運動であると結論した。
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分類 (4件):
分類
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塩  ,  固体中の拡散一般  ,  その他の無機化合物の結晶構造  ,  その他の無機化合物のNMR 

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