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J-GLOBAL ID：201702218322699244   整理番号：17A0307607

要求工学 第149回 要求マネジメント委員会

著者 (1件)： 山本修一郎 (名古屋大)
資料名： ビジネスコミュニケーション  (Business Communication)
巻： 54  号： 3  ページ： 100-104  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： S0338A  ISSN： 0385-695X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： IPA(情報処理推進機構)/SEC(ソフトウェア高信頼化センター)「システム構築上流工程強化部会」で進めてきた「要件定義ガイド」と「再構築ガイド」で求められる要求統制手法について説明し,全社視点の要求統制手法の実現に必要な「要求マネジメント委員会」について紹介した。具体的には,まず,経営課題とIT要求の対比を示し,要件定義ガイドでは,要求定義の課題として12項目を列挙し,再構築ガイドでは,再構築プロセスの観点から,手法選択と計画策定に分類した。次いで,要求マネジメントを,ビジネス要求の統合水準とIT要求の標準化水準の2つの次元で整理し,要求を全社的に統制する組織が必要となることを述べた。そのような組織の例として,「要求マネジメント委員会」があり,要求マネジメント委員会では,要求管理原則に基づいて,妥当な要求を選択するための評価基準を定めるもので,要件定義・再構築ガイドに対する要求マネジメント参照モデルを提示した。さらに,要求マネジメントの成熟度の定義,要求マネジメントの知識構成等にも言及した。

シソーラス用語： *ソフトウェア工学 ,  ソフトウェア開発 ,  管理 ,  *要求分析 ,  再構成 ,  *委員会制度 ,  規範モデル
準シソーラス用語： *要求工学 ,  *要求管理 ,  *要求定義 ,  参照モデル

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 要求工学 ,  マネジメント ,  委員会