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J-GLOBAL ID:201702218341853835   整理番号:17A0561826

CXCR2受容体N-ドメインとグリコサミノグリカンヘパリンに結合する天然CXCL7単量体の構造基盤

Structural Basis of Native CXCL7 Monomer Binding to CXCR2 Receptor N-Domain and Glycosaminoglycan Heparin
著者 (3件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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血小板の高度発現ケモカインであるCXCL7は血栓と関連病理的生理プロセスの際,CXCR2受容体と硫酸化グリコサミノグリカンと相互作用することにより好中球動員と協働する。CXCL7は単量体と二量体として存在し,二量化とCXCR2結合定数(~50μMと~10nM)はCXCL7が単量体としての有力アゴニストであることを示した。現在,受容体とGAG相互作用がCXCL7機能を仲介する構造基盤は分かっていない。溶液NMRを用いて,CXCL7単量体の重要ドッキング部位を構成するCXCR2N末端ドメイン(CXCR2Nd)とGAGヘパリンに対する結合を特性化した。その結果,CXCR2Ndが疎水性グローブに結合すること,イオン間相互作用が結合仲介において役割を果たしていることが分かった。ヘパリンは隣接塩基性残基セットに結合して,イオン間相互作用の顕著な役割を示した。モデリング研究は結合界面が動的で,GAGが異なる結合形状を取ることを示した。最も重要なのは,GAG結合に関与している複数の残基が受容体相互作用にも関与しており,GAG結合単量体は受容体を活性化できないことを示唆した。これは好中球活性化ケモカイン族の天然単量体の受容体とGAG相互作用に関する構造基盤を既述した最初の研究である。(翻訳著者抄録)
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