抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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プレス工場ではさまざまな物流改善の取り組みが進められている。物流コスト改善は会社にとって重要業務ということになるが,そのためのウルトラCとも呼べる改善アイテムが存在する。それが「調達物流改善」である。日本では資材や部品は供給側が顧客の元まで届けており,これは供給側による納入物流である。調達側が供給サプライヤーまで引き取りに行くことを「引き取り物流」と呼び,自社で運送会社と契約し,自らトラックを手配し,必要なモノを引き取りに行くのが真の調達物流であり,これに取り組むことを調達物流改善と呼ぶ。本稿では,この調達物流改善の取組みについて述べた。この調達物流改善により「物流コストの削減」と「ジャストインタイム調達の実現」との両立を図ることができ,調達物流改善は,経済低成長時代にあって物流コスト削減のための最強アイテムと言えると述べた。