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J-GLOBAL ID：201702218395021392   整理番号：17A1164383

Porphyromonas gingivalisのヘム獲得機構ヘム制限宿主環境における複数菌群集に用いられる戦略【Powered by NICT】

Heme acquisition mechanisms of Porphyromonas gingivalis - strategies used in a polymicrobial community in a heme-limited host environment

著者 (2件)： Smalley J.W. (School of Dentistry, University of Liverpool, Liverpool, UK) ,  Olczak T. (Laboratory of Biochemistry, Faculty of Biotechnology, University of Wroclaw, Wroclaw, Poland)
資料名： Molecular Oral Microbiology  (Molecular Oral Microbiology)
巻： 32  号： 1  ページ： 1-23  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2687A  ISSN： 2041-1006  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 慢性歯周炎の発症と進行に関与するPorphyromonas gingivalis,主病原体と重要な病原体はその生存のための鉄とプロトポルフィリンIXの源と感染を確立する能力としてヘムを必要とする。Porphyromonas gingivalisであるμ-オキソbishemeの形で防御細胞表面ヘム含有色素を蓄積することができた。in vivoでP.gingivalisのヘムの主な発生源は,唾液,歯肉溝滲出液,赤血球中に存在するヘム蛋白質である。ヘムを獲得するために,P.gingivalisはいくつかの機構を用いた。それらの中で,最も良く特性化されたが血球凝集素,溶血素およびギンギパイン(Kgp,RgpA,RgpB),TonB依存外膜受容体(HmuR, HusB, IhtA),ヘモホア様蛋白質(HmuY, HusA)を用いたものである。細胞内ヘム輸送,貯蔵,及びプロセシングに関与する蛋白質は,良く特性化されている(例えばPgDps)。重要なことに,P.gingivalisもそれ自身のヘム要求を満たすために他の細菌のヘム獲得システムを使用するかもしれない。Porphyromonas gingivalisはヘモグロビンからのヘム獲得のための新しいパラダイムを示し,それによってFe(II)含有オキシヘモグロビン分子は最初のメトヘモグロビンへの酸化ヘム放出を促進しなければならない。プロセスは,P.gingivalisアルギニンとリジン特異的ギンギパインが,緑膿菌により産生される他のプロテアーゼ(例えばPrevotella intermedia由来のインテルパインA)またはピオシアニンを含んでいる。Porphyromonas gingivalisは完全に感受性が高いメトヘモグロビン基板をproteolyze遊離ヘムを放出するかのHmuYヘモフォアの使用による直接からヘムをwrestすることが可能である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 鉄 ,  *ヘモグロビン ,  キャラクタリゼーション ,  緑膿菌 ,  膜受容体 ,  感受性 ,  オキシヘモグロビン ,  血球凝集素 ,  赤血球 ,  病原体 ,  メトヘモグロビン ,  溶血素
準シソーラス用語： ギンギパイン ,  慢性歯周炎 ,  *Porphyromonas gingivalis , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ヘム ,  ヘム獲得 ,  ヘモグロビン ,  歯周病 ,  Porphyromonas gingivalis

分類 (2件)： 歯の基礎医学  (GT01020O) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

タイトルに関連する用語 (9件)： Porphyromonas ,  ヘム ,  獲得 ,  制限 ,  宿主 ,  環境 ,  菌 ,  群集 ,  戦略