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J-GLOBAL ID:201702218398494313   整理番号:17A1638409

鉄シプロフロキサシンとの錯体生成を克服するためのハロイサイトナノチューブに基づく新しい「ナノキャリアシステムの開発:in vitroアプローチ【Powered by NICT】

Development of a novel ‘nanocarrier’ system based on Halloysite Nanotubes to overcome the complexation of ciprofloxacin with iron: An in vitro approach
著者 (6件):
資料名:
巻: 150  ページ: 293-302  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シプロフロキサシン(CIP)のバイオアベイラビリティは体中に存在する鉄との錯体生成による投与により減少することが知られている。この錯体生成を防ぐことができる方法は,キャリアにおける薬物を捕捉した。本研究では,3-アミノプロピルトリエトキシシラン(APTES)で後官能化ハロイサイトナノチューブ(HNT)は,CIPの捕捉のためのナノキャリアとして使用した。CIPと鉄との錯体生成は,錯体生成による薬物の吸光度71%±1.2%の減少を明らかにした。さらに,in vitro抗菌性研究は,鉄との錯体生成に及ぼすCIPの抗菌特性の低下を示した。HNTは,CIPと鉄との相互作用を示さなかった。しかし官能化後,ナノチューブは鉄と強い相互作用を有し,溶液からの80%±0.9%を除去した。官能化HNT(fHNT)を用いた薬物負荷研究はCIPの70%±1.7%負荷を示した。HNT(官能化前後のおよび薬物負荷後)試料をTEM,XRD,FTIR及びDSCによって特性化した。薬物放出研究は薬物負荷fHNTからのCIPの持続的放出を示した。さらに,薬物負荷fHNT(CIP fHNT)は鉄に富む溶液から鉄を除去し,溶液に負荷した薬剤を放出した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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珪酸塩鉱物 
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