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J-GLOBAL ID:201702218417084111   整理番号:17A0606068

ポリフッ素化アルカンの酸性の負の超共役 自然結合軌道解析

Negative Hyperconjugation in Acidity of Polyfluorinated Alkanes. A Natural Bond Orbital Analysis
著者 (4件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 289-297(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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自然結合軌道(NBO)解析を様々なポリフッ素化カルバニオンに適用した。アニオン中心炭素の孤立電子対NBOとσ*(Cβ-F)又はσ*(Cβ-Cγ)NBOとの間の相互作用エネルギーであるE(2)[LP(Cα)→σ*(Cβ-F)又はσ*(Cβ-Cγ)]値はそれぞれ対応するCβ-F又はCβ-Cγ結合距離と共に増加した。これは負の超共役に関する分子軌道理論と一致する。全σ*(Cβ-F)及びσ*(Cβ-Cγ)軌道をもつ孤立電子対軌道の相互作用の全E(2)値は対応するアルカンの気相酸性と直線関係があった。これによりβ-フッ素原子をもたないカルバニオンの及びβ-フッ素原子をもつ第一級及び第二級カルバニオンの2つの線(それぞれ勾配0.57及び1.56)が得られた。それぞれのアニオンの主なE(2)[LP(Cα)→σ*(Cβ-F)]値は,β-フッ素の存在による分子の酸性の増加により得られたβ-フッ素負超共役の経験測度としてのΔG°β-F値と線形相関があることが分かった。しかし,ΔG°β-Fの大きさはE(2)[LP(Cα)→σ*(Cβ-F)]値よりずっと小さかった。これによりβ-フッ素負超共役の絶対値はE(2)相互作用エネルギーより小さいことが分かった。(翻訳著者抄録)
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脂肪族ハロゲン化合物  ,  分子の電子構造 
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