文献

J-GLOBAL ID：201702218424119561   整理番号：17A1181969

マトリックス適合被覆を用いた高脂肪含量食品試料の分析のための新規で効率的な固相ミクロ抽出法【Powered by NICT】

A new and efficient Solid Phase Microextraction approach for analysis of high fat content food samples using a matrix-compatible coating

著者 (4件)： De Grazia Selenia (Department of Chemistry, University of Waterloo, Ontario N2L 3G1, Canada) ,  De Grazia Selenia (Dipartimento di Scienze del Farmaco e dei Prodotti per la Salute (SCIFAR), University of Messina, Viale Annunziata, 98168 Messina, Italy) ,  Gionfriddo Emanuela (Department of Chemistry, University of Waterloo, Ontario N2L 3G1, Canada) ,  Pawliszyn Janusz (Department of Chemistry, University of Waterloo, Ontario N2L 3G1, Canada)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 167  ページ： 754-760  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,新しい固相ミクロ抽出マトリックス適合被覆によるアボカド試料の直接抽出を可能にするプロトコルの最適化を提示した。被覆寿命をさらに拡大するために,前期脱離と脱着洗浄段階を,溶媒タイプ,時間,および用いた撹はん度に対して最適化した。最適化条件を用いて,種々の物理化学的性質を有する被検質の抽出に関連する皮膜の寿命プロファイルを得た。80以上の逐次抽出は,PDMS/DVB/PDMSと比較してPDMS/DVB65μm市販コーティングを用いて塗着効率を確立するために実施した。PDMS/DVB被覆はその表面に不可逆マトリックス付着しやすいし,80回の連続した抽出後の抽出性能の結果として減少した。逆に,PDMS/DVB/PDMS被覆はその外側の滑らかなPDMS層に起因してマトリックスの膜汚損に対する不活性増加を示した。本研究では,アボカドおよび他の脂肪ベースマトリックス中の汚染物質の定量のためのロバストなSPME法の開発に向けた第一段階である,抽出前に最小の試料前処理であった。添加では,GC注入口における高温での被覆の脱着によって形成された被覆表面および関連アーチファクトへの付着,マトリックス成分の評価は,GCxGC ToF/MSによって行われてきた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 付着 ,  脱着 ,  *被覆 ,  ロバスト性 ,  皮膜 ,  アボカド ,  ポリジメチルシロキサン ,  前処理 ,  プロトコル ,  撹拌 ,  最適化 ,  汚染物質
準シソーラス用語： 膜ファウリング ,  物理化学的性質 ,  *固相微量抽出 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： マトリックス適合SPME被覆 ,  直接浸漬 ,  アボカド ,  拡張された寿命 ,  PDMS/DVB/PDMS

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J)

タイトルに関連する用語 (5件)： マトリックス ,  脂肪含量 ,  食品試料 ,  分析 ,  固相ミクロ抽出