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J-GLOBAL ID：201702218443453824   整理番号：17A1545689

メチル水銀はSrcファミリーキナーゼFynのダウンレギュレーションによるNrf2活性を増大させる【Powered by NICT】

Methylmercury augments Nrf2 activity by downregulation of the Src family kinase Fyn

著者 (3件)： Culbreth Megan (Department of Molecular Pharmacology, Albert Einstein College of Medicine, Bronx, NY, United States) ,  Zhang Ziyan (Department of Molecular Pharmacology, Albert Einstein College of Medicine, Bronx, NY, United States) ,  Aschner Michael (Department of Molecular Pharmacology, Albert Einstein College of Medicine, Bronx, NY, United States)
資料名： Neurotoxicology  (Neurotoxicology)
巻： 62  ページ： 200-206  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0121B  ISSN： 0161-813X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メチル水銀(MeHg)は,脳における酸化ストレス応答を誘導する強力な発達神経毒物である。MeHg曝露は核因子赤血球2関連因子2(Nrf2)活性を増加させることが示されている。Nrf2は酸化ストレスに応答して核に移行し,第II相解毒酵素をアップレギュレートする転写因子である。が,Nrf2活性はMeHg曝露後に増強される,Nrf2は結果として核へ移動するかどうかを確立されていない。さらに,潜在的影響MeHgは非受容体チロシンキナーゼに及ぼす,Fynは,検討されていない。Fynは核におけるNrf2,その不活性化をもたらし,酸化ストレス応答のダウンレギュレーションをリン酸化する。ここでは,Nrf2が,MeHg誘導酸化ストレスに続く核に移動し観測した。この応答は減少したFyn発現および細胞核局在性に付随していた。さらに,リン酸化されたAkt及びグリコーゲンシンターゼキナーゼ活性化と阻害部位で3β(GSK 3β),それぞれの増加を検出した。AktはGSK-3β,続いて信号核輸送にFynりん酸化を防ぐをリン酸化し,阻害する。著者らの結果は,MeHgはNrf2活性を維持するためにFyn下方制御,さらに,MeHgは神経毒性を誘発する潜在的機序を明らかに実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 神経毒性 ,  リン酸化 ,  神経毒 ,  転写因子 ,  *ダウンレギュレーション ,  細胞核 ,  赤血球 ,  非受容体型チロシンキナーゼ ,  不活性化 ,  酸化ストレス ,  有機水銀化合物
準シソーラス用語： グリコーゲンシンターゼキナーゼ3β ,  Akt/蛋白質キナーゼB ,  *NFE2関連因子2 ,  *Fyn , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： メチル水銀 ,  Nrf2 ,  Fyn ,  酸化ストレス

分類 (4件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  有機化合物の毒性  (GZ02030Y) ,  その他の代謝作用薬の基礎研究  (GW13060I)

物質索引 (1件)： メチル水銀

タイトルに関連する用語 (6件)： メチル水銀 ,  srcファミリーキナーゼ ,  Fyn ,  ダウンレギュレーション ,  NRF2 ,  活性