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J-GLOBAL ID:201702218451060448   整理番号:17A0716082

無水フタル酸誘発アレルギー性皮膚炎動物モデルにおけるセンテラ・アジアチカの滴定抽出物の抗炎症効果

Anti-Inflammatory Effect of Titrated Extract of Centella asiatica in Phthalic Anhydride-Induced Allergic Dermatitis Animal Model
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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センテラ・アジアチカは,強力な抗酸化作用および抗炎症作用を有する。しかしながら,その抗皮膚炎作用はまだ報告されていない。本研究では,無水フタル酸(PA)誘発アトピー性皮膚炎(AD)動物モデルおよびインビトロモデルにおけるセンテラ・アジアチカ(TECA)の滴定抽出物の抗皮膚炎効果を調べた。AD様病変は,Hos:HR-1マウスの背側皮膚または耳に5%PAを局所適用することによって誘導された。AD誘導後,TECA(40μgまたは80μg/cm2)の0.2%および0.4%100μLを,耳または背部の背部の皮膚に1週間に3回4週間にわたって塗布した。我々は,エレクトロモビリティシフトアッセイ(EMSA)によって決定された誘導性酸化窒素シンターゼ(iNOS),シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)およびNF-κB活性について,ウェスタンブロッティングによって皮膚病の重症度,組織病理学的変化およびタンパク質発現の変化を評価した。ADマウスの血液中のTNF-α,IL-1β,IL-6,IgEの濃度を酵素免疫測定法(ELISA)で測定した。TECA治療は,PA誘発アトピー性皮膚炎の発症を減弱させた。組織学的分析は,TECAが角質増殖症,肥満細胞および炎症細胞の浸潤を阻害することを示した。TECA処理は,TNF-α,IL-1β,IL-6,およびIgEの放出と同様に,iNOSおよびCOX-2の発現ならびにNF-κB活性を阻害した。さらに,TECA(1,2,5μg/mL)は,RAW264.7マクロファージ細胞において,リポポリサッカライド(LPS)(1μg/ mL)誘導NO産生,iNOSおよびCOX-2発現,およびNF-κB DNA結合活性を強力に阻害した。我々のデータは,TECAがNF-κBシグナル伝達の阻害によってADの有望な薬剤であり得ることを実証した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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消炎薬の基礎研究 

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