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J-GLOBAL ID：201702218451334769   整理番号：17A0500156

Yb₁₄MgBi₁₁:構造,熱電的性質および低格子熱伝導率に及ぼす構造の影響

Yb₁₄MgBi₁₁: structure, thermoelectric properties and the effect of the structure on low lattice thermal conductivity

著者 (2件)： Hu Yufei (Chemistry Department, One Shields Avenue, University of California, Davis, 95616USA. [e-mail]) ,  Kauzlarich Susan M.
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 46  号： 12  ページ： 3996-4003  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 同じ錯体構造タイプを共有するZintl相Yb₁₄MnSb₁₁およびYb₁₄MgSb₁₁は高温域(800~1200K)で最良のp型熱電材料として実証されている。新しい等構造化合物,Yb₁₄MgBi₁₁を合成して,Bi類似体の構造および熱電的性質を研究した。Yb₁₄MgBi₁₁は,空間群I4₁/acd[a=16.974(2)Å,c=22.399(4)Å,V=6454(2)ų,R₁/wR₂=0.0238/0.0475]を伴ってCa₁₄AlSb₁₁構造タイプで結晶化する。構造は,この構造タイプの以前の記述および以前の類似体で観察された傾向に従う。Yb₁₄MgBi₁₁の熱電的性質をYb₁₄MnBi₁₁と共に測定し,両化合物は金属である。Yb₁₄MgSb₁₁と比較すると,Yb₁₄MgBi₁₁は同様の移動度と有効質量を備えるが,より高いキャリア濃度を有する。Yb₁₄MgBi₁₁の格子熱伝導率は,0.16~0.36W(mK)^-1のように極端に低い。Yb₁₄MgBi₁₁およびYb₁₄MnBi₁₁のzT値は875Kにて0.2に達する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 相 ,  *金属間化合物 ,  *イッテルビウム合金 ,  *ビスマス含有合金 ,  *マグネシウム含有合金 ,  *熱伝導率 ,  格子振動 ,  熱電材料 ,  化学合成 ,  単結晶 ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  輸送係数 ,  *電気特性
準シソーラス用語： Zintl相 ,  *格子熱伝導率 ,  Seebeck係数 ,  *熱電特性

分類 (1件)： 金属の電子伝導一般  (BM03031E)

タイトルに関連する用語 (2件)： 性質 ,  格子熱伝導率