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J-GLOBAL ID：201702218481495002   整理番号：17A0883740

マトリックス中の分析成分の取込を促進することによりエレクトロスプレイ堆積によるマトリックス支援レーザ脱離/イオン化イメージング質量分析における被検質イオン信号の改善【Powered by NICT】

Improving the analyte ion signal in matrix-assisted laser desorption/ionization imaging mass spectrometry via electrospray deposition by enhancing incorporation of the analyte in the matrix

著者 (2件)： Malys Brian J. (Department of Chemistry, Drexel University, Philadelphia, PA, 19104, USA) ,  Owens Kevin G. (Department of Chemistry, Drexel University, Philadelphia, PA, 19104, USA)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 31  号： 9  ページ： 804-812  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 根拠:マトリックス支援レーザ脱離/イオン化(MALDI)は分割された生体組織内の被検質の分布を可視化しようとする高分解能化学イメージング研究におけるイオン化法として広く用いられている。マトリックス被覆層内の検体を導入し,均質化する付加的溶媒噴霧によるマトリックスを適用するためのエレクトロスプレイ堆積(ESD)の使用を拡張した。【方法】検体とマトリックスは,スペクトルは採取した試料を作成するためにESDによる系列的及び独立的に適用し,MALDIイメージング質量分析(IMS)実験を模倣した。続いて,メタノールの取り込み噴霧をESD試料に適用し,スペクトルの別のセットを収集した。取り込み噴霧前後のスペクトルは,検体信号の向上を評価するために比較した。【結果】取込噴霧前に,マトリックスとしてα-シアノ-4-ヒドロキシけい皮酸(CHCA)と2,5-ジヒドロキシ安息香酸(DHB)を用いて調製した試料は低信号を示したシナピン酸(SA)を用いて試料を最初に良好な信号を示した。取り込み噴霧後,SAを用いた試料は信号の増加を示さなかった;DHBを用いた試料は2 5(完全アブレーションスペクトル)と12 336(ラスタスペクトル)の中程度の利得係数を示したが,CHCA試料は信号の大きな増加を,14 172(完全アブレーションスペクトル)と148 1139(ラスタスペクトル)の利得因子であった。【結論】ESDにより堆積した既にマトリックス層にESDによる溶媒を適用への取り込みスプレーの使用は,検体の取り込みを促進し,マトリックス層中に取り込まれ検体の分布を均質化の両方による信号の増加を提供した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 均質化 ,  *イオン化 ,  高分解能 ,  噴霧 ,  利得 ,  *レーザ ,  スペクトル ,  生体組織 ,  被覆層 ,  *脱着 ,  可視化 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 化学イメージング ,  *イメージング質量分析 ,  *エレクトロスプレイ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  質量分析  (CC03013N)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (12件)： マトリックス ,  分析 ,  取込 ,  促進 ,  エレクトロスプレイ ,  堆積 ,  支援 ,  レーザ ,  脱離 ,  イオン化 ,  イメージング質量分析 ,  イオン