文献
J-GLOBAL ID:201702218481999405   整理番号:17A0816916

農業廃棄物の容器内堆肥化の際の廃棄物組合せの最適化

Optimization of waste combinations during in-vessel composting of agricultural waste
著者 (3件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 101-109  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: H0970A  ISSN: 0734-242X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
容器内堆肥化は農業廃棄物等の有機性廃棄物から短期間で安定化した堆肥を得ることができる方法である。良質な堆肥を得るためには使用する原料廃棄物の組合せと配合比が重要であるが,適正な比率を実験的に求めるには時間と労力を要し,これまでの調査も限られている。本研究では,農業廃棄物の容器内堆肥化のプロセスをシミュレーションするために放射基底関数型ニューラルネットワークモデルを構築し,これを用いて適正な配合比率を検討した。そのために,野菜くず,牛糞,おがくず及び乾燥葉を原料成分とし,550Lの回転ドラム式堆肥化装置用いて堆肥化実験を実施した。モデルの入力変数は原料廃棄物の物理化学的パラメータ値,また出力変数は揮発性固形物,溶解性生物化学的酸素要求量及び二酸化炭素の生成量とした。検討の結果,作成したモデルの出力は決定係数0.997の高い値で実験データと適合していた。また,訓練した放射基底関数型モデルを最適化した結果,野菜くず,牛糞,おがくずの比率として,それぞれ62kg(約70%),17kg(約20%)及び9kg(約10%)が最適であることが分かった。以上,本研究の結果は,農業廃棄物のドラム式堆肥化を表す放射基底関数型ニューラルネットワークモデルが有機物分解に適し,シミュレーションに使用できることを示していた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
肥料の調製,保存  ,  農業廃棄物の利用 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る