抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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管理・間接部門のカイゼンについて,(株)ダイヘンの事例を紹介した。国内間接業務従事者約700名を対象として2年間にわたるHIT活動を行った。HIT法は,マンツーマンの導入教育から始め,最初の目標はペーパーレス化で,実施後には年間で3000万円以上の紙代,コピー代などの費用の削減ができた。また,昔からの業務をそのまま引き継いでやってきた目的の弱い業務を見直し,3400件の廃止を行った。そのほか,エクセルマクロセルの活用,既存システムおよび設備の活用拡充,中継業務の廃止によるリードタイムの向上,情報共有化による問い合わせ業務の削減などを行った。これらのカイゼンの結果,3000件の業務自体の削減,3000種類の帳票の廃止などにより約200名分の仕事がなくなった。これに伴い,就業者数も約70名の派遣社員の削減や退職者などの不補充,時間外労働時間の削減や営業部門への約180名のシフトなどが実施できた。