抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】ヒトHT-29細胞の皮下移植腫瘍モデルをヌードマウスに確立し,Lactobacillus plantarum DY-1(LFBE)による発酵オオムギの水抽出物の抗腫瘍活性とアポトーシス調節機構作用を研究し,それぞれのヌードマウスの右側への1×107細胞の皮下注射によってHT-29細胞が移植されることを明らかにした。それから,ヌードマウスを30日間,LFBE(高用量2g kg-1 d-1,低用量1g kg-1 d-1),および7日間の5-フルオロウラシル(5-FU,25g kg-1 d-1)により,それぞれ,強制的および腹腔内注射により治療した。【結果】腫瘍容積および体重は,LFBEで治療したヌードマウスの両群において有意に減少した。加えて,LFBE群の細胞アポトーシス率は,TUNEL分析によって測定されたように,対照群および5-FU群のそれより有意に高かった。さらに,リアルタイム蛍光定量的PCRとウェスタンブロット法は,これらのアポトーシス促進と増殖阻害効果をさらに確認した。アポトーシスの誘導におけるLFBEの関与は,Bax,Bcl-2,カスパーゼ-3,およびサイクリンD1の発現によって確認された。結果は,LFBEがヌードマウスにおいて皮下移植腫瘍アポトーシスを誘発することができて,ヒト結腸癌の治療において天然栄養補給または化学予防剤として使用することができることを示した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】