抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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静岡県が育成したカキ矮性台木の2品種を紹介した。一次選抜では,ヤマガキ実生台「前川次郎」59本を2圃場に植え,4~5年間の調査の結果,樹高が低く,断面積当たりの収量の多い7系統を選び,台木由来のひこばえの休眠芽の生長点を茎頂培養し,発生したシュートから3系統の個体を得た。二次選抜では,これらの台木に「前川次郎」を接ぎ木し,10年間栽培した結果,収量性に優れてやや矮化する「静カ台1号」と矮化程度の強い「静カ2号」を選び品種登録を受けた。現在,「四ツ溝」,「富有」,「平核無」「太秋」などを穂木品種として適応性試験を実施し,栽培体系を確立中である。