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J-GLOBAL ID：201702218569816641   整理番号：17A1727789

血管新生ペプチドを組み込んだ双性イオンポリ(メタクリル酸スルホベタイン)ヒドロゲルはヒト脂肪由来幹細胞の分化を促進する【Powered by NICT】

Zwitterionic poly(sulfobetaine methacrylate) hydrogels incorporated with angiogenic peptides promote differentiation of human adipose-derived stem cells

著者 (8件)： Kao Chung-Wei (Department of Chemical Engineering, National Taiwan University, Taipei, 106, Taiwan. [e-mail]) ,  Cheng Po-Hsiu ,  Wu Po-Ting ,  Wang Shih-Wen ,  Chen I.-Chun ,  Cheng Nai-Chen ,  Yang Kai-Chiang ,  Yu Jiashing
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 81  ページ： 51343-51351  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超親水性および超低生物汚損特性だけでなく,異物反応に対する抵抗性は,双性イオン性高分子は生物医学的応用に有望である。双性イオンポリ(スルホベタインメタクリレート)(PSBMA)ヒドロゲルへのアルギニン-グリシン-アスパラギン酸(RGD)配列および/または血管内皮成長因子模倣(QK)ペプチドの取込は細胞接着を改善するが,幹細胞分化に影響するかもしれない。本研究では,PSBMAヒドロゲルは,RGDまたはRGD/QKペプチドで修飾し,特性化した。多能性ヒト脂肪組織由来幹細胞(hASC)はペプチドグラフト化PSBMAヒドロゲルに播種し,細胞接着,proliferentiation,ヒドロゲル上でのhASCの分化を実証した。結果は,RGDまたはRGD/QKペプチドのグラフト化はhASC接着を改善することを示したが,ペプチドグラフト化PSBMAヒドロゲルの機械的強度は減少した。RGDまたはRGD/QKペプチドの取り込みは,PSBMAヒドロゲルの吸着吸着挙動に影響しなかった。RGDグラフト化PSBMAヒドロゲルに比較して,RGD/QK取込は,脂肪形成系統に分化したhASCを改善したが,RGDまたはRGD/QK添加は骨形成誘導下での骨形成に及ぼす実質的な影響を及ぼさなかった。RGD/QK修飾PSBMAヒドロゲル上で培養したhASC時内皮分化も増強された。結論として,RGDとRGD/QKのグラフトはPSBMAヒドロゲルの非汚損特性を妨害しなかった。RGD/QKペプチドの取り込みは脂肪細胞/内皮系統への分化hASCを改善することができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 吸着 ,  *双性イオン ,  *分化 ,  移植片 ,  *ペプチド ,  *ヒドロゲル ,  *ヒト ,  接着 ,  細胞接着 ,  高分子 ,  骨形成 ,  キャラクタリゼーション ,  *血管 ,  機械的強度 ,  内皮

分類 (3件)： 医用素材  (GA05040H) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (10件)： 血管 ,  新生ペプチド ,  双性イオン ,  メタクリル酸 ,  スルホベタイン ,  ヒドロゲル ,  ヒト ,  脂肪由来幹細胞 ,  分化 ,  促進