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J-GLOBAL ID:201702218624625715   整理番号:17A1432643

生体肝移植を受けたドナーとレシピエントにおける連続周術期無細胞DNAレベル【Powered by NICT】

Serial perioperative cell-free DNA levels in donors and recipients undergoing living donor liver transplantation
著者 (5件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 1084-1094  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0550B  ISSN: 0001-5172  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:無細胞DNA(cfDNA)に対する麻酔と手術の影響は知られていない。外科的ストレスは炎症と損傷を増加させることから,cfDNAのレベルは周術期の間で変動すると仮定した。連続周術期cfDNA濃度は生体ドナー肝移植(LDLT)を受けたドナーとレシピエントで測定した。【方法】ベースライン,誘導後,術中・術後プラズマcfDNAレベルは各21人のドナーとレシピエントの評価,Sytox green法であった。添加では,qPCRは試料のサブセットで行った。【結果】ベースラインcfDNAレベルはドナーよりもレシピエント(37.62 ng/ml)の方が高かった(25.49 ng/ml)。cfDNAの減少はレシピエント(11.90 ng/ml)とドナー(10.75 ng/ml)の両方で麻酔導入後に観察された。cfDNAの動力学をさらにモニターした場合,その増加はドナー(46.18 ng/ml)及びレシピエント(肝外性相:56.25ng/ml,再潅流相:54.36ng/ml)の術中に認められた。cfDNAレベルは高く,術後のままであった。術後敗血症を発症したレシピエント一つは最高のcfDNAレベル(94.72 ng/ml)を有していた。【結論】プラズマcfDNAレベルは肝障害を示す患者で高かった。誘導後の下部cfDNAレベルは細胞死に及ぼす麻酔薬のsubduing効果に起因すると考えられる。内および術後相で見られる高cfDNAレベルは細胞外傷と炎症を反映している。ドナーとレシピエントのcfDNAレベルの変動の類似したパターンは外科的ストレスマーカーとしての潜在的有用性を示唆している。さらに,肝外性と再潅流相で同等のcfDNAレベルはLDLT中の虚血再灌流障害を反映している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
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消化器疾患の外科療法 
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