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J-GLOBAL ID:201702218625330728   整理番号:17A1407181

様々な齢の刈株(Ratooning)茶の単作システムにおける根滲出液に介された根に付随する細菌集団の空間分布パターン

Spatial Distribution Patterns of Root-Associated Bacterial Communities Mediated by Root Exudates in Different Aged Ratooning Tea Monoculture Systems
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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植物と細菌の正のフィードバックは,栄養獲得,成長促進,および病気の抑制のための根と微生物間の有益な相互作用に依存している。最近のピロシーケンシングを用いた取組により,様々な栽培システムにおける根圏の細菌集団に関する知見が得られた。しかし,様々な齢の刈株(Ratooning)茶単作システムにおける根の滲出液の根に付随する細菌集団への影響に関する情報はほとんど無い。中国南東部では,茶の栽培システムにより,様々な根の区画における細菌集団を比較するための独特な天然実験環境が提供されている。本研究では,高速液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイイオン化質量分析(HPLC-ESI-MS)を用い,根滲出液中のアロモン類の同定と定量を行った。また,高能率シーケンシングを用い,根に付随する細菌集団の構造的な変動を調べた。物理化学的性質からは,栄養の点での差異が認められなかったが,長期の茶の栽培では,カテキンを含む化合物の蓄積とpHの低下が見いだされた。さらに,細菌分類の異なる分布パターンが,2年および30年間単作した茶の3種全ての根分画において観察されたが,これは,土壌のpHとカテキンを含む化合物により強く影響を受けたものである。これらの結果は,なぜ連続的な刈株茶単作システムにおいて,土壌の質と肥沃度に分布があるのかの理由を探るために,また,そこに関連する問題を解明する上で有用であると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌生物  ,  し好料作物  ,  有機化合物の各種分析  ,  異種生物間相互作用 

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