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J-GLOBAL ID：201702218626087197   整理番号：17A0881974

照射下での冷間加工した316ステンレス鋼における第2相析出の統合モデリング【Powered by NICT】

Integrated modeling of second phase precipitation in cold-worked 316 stainless steels under irradiation

著者 (4件)： Mamivand Mahmood (Department of Materials Science and Engineering, University of Wisconsin-Madison, USA) ,  Yang Ying (Materials Science & Technology Division, Oak Ridge National Laboratory, USA) ,  Busby Jeremy (Materials Science & Technology Division, Oak Ridge National Laboratory, USA) ,  Morgan Dane (Department of Materials Science and Engineering, University of Wisconsin-Madison, USA)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 130  ページ： 94-110  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は300 400°Cの照射下で冷間加工(CW)316ステンレス鋼(SS)における第二相の析出に対処するためのクラスタ動力学(CD)法とCALPHADベース析出モデル結合CDは析出モデルのための入力としての放射線促進拡散と転位の変化を提供する。CALPHADベース析出モデルを古典的核形成理論と発展方程式に基づく析出過程の核形成,成長および粗大化を与え,析出相の組成,サイズとサイズ分布をシミュレートした。高速炉条件(9.4×10~ 7dpa/sと390°C)で利用可能な実験データに対してモデルをベンチマークし,軽水型原子炉(LWR)長寿命条件(7×10~ 8dpa/sおよび275°C)下でCW316SSの相不安定性を予測するためにモデルを使用した。モデルは高速炉条件下でγ′(Ni_3Si)降水発達とこの相の形成は照射により増強される偏析によって支配されていることを正確に予測した。モデルもPWR型原子炉から利用できる実験データと良く一致することが炭化物体積率を予測するが,高速炉で観察された体積分率よりもはるかに高かった。高流束で起こることをシンクでの照射促進溶解および/または炭素枯渇は,この矛盾の主な源であることを提案した。統合モデルは,炭化物の~1.2%体積分率とLWR寿命延長条件下で典型的なCW316γ′SS(0.054wt%の炭素を含む)のための~3.0%の体積分率を予測した。核応用のための照射したCW316SSにおける降水の大きさと機構に貴重な洞察を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *モデリング ,  体積率 ,  *冷間加工 ,  寿命延長 ,  偏析 ,  クラスタ ,  溶解 ,  PWR型原子炉 ,  高速中性子型原子炉 ,  炭素 ,  不安定性 ,  核形成 ,  *第二相 ,  炭化物
準シソーラス用語： CALPHAD , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： オーステナイト系ステンレス鋼 ,  照射誘起析出 ,  照射促進析出 ,  LWR拡張生活状況

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 冷間加工 ,  ステンレス鋼 ,  第2相 ,  析出 ,  統合 ,  モデリング